スイッチ上のクライアント/サーバーのRPMタイムスタンプ用インターフェイスの設定(EXシリーズ)
RPM(リアルタイムパフォーマンス監視)を使用して、アクティブプローブを設定し、ネットワーク全体のトラフィックを追跡および監視し、ネットワークの問題を調査します。EXシリーズまたはQFXシリーズスイッチで基本的なRPMプローブを設定するには、プローブの所有者、テスト、およびRPMプローブの特定のパラメーターを設定する必要があります。
また、タイムスタンプを設定して、レイテンシやジッターの測定を改善することもできます。プローブは、プローブ(RPMクライアント)を発信したデバイスによってタイムスタンプされます。ハードウェアのタイムスタンプを有効にしない場合、タイマー値が設定されます。RPMクライアント(リクエスター)とRPMサーバー(レスポンダー)の両方を設定して、RPMパケットをタイムスタンプする必要があります。ただし、RPMサーバーがハードウェアのタイムスタンプをサポートしていない場合、RPMは往復測定値のみを報告できます。
EX4300スイッチでは、ソフトウェアでRPMタイムスタンプが実行されます。リクエスターおよびレスポンダーデバイスのRPMプローブは、ルーティングエンジンで実行されるJunos OSプロセス(rmpod)ではなく、パケット転送エンジンでタイムスタンプされます。このタイムスタンプ方法は、疑似ハードウェアのタイムスタンプと呼ばれています。
QFXシリーズスイッチは、ハードウェアのタイムスタンプをサポートしていません。
タイムスタンプは、IPv4トラフィックにのみ適用されます。
以下の RPM プローブ タイプのハードウェア タイムスタンプを有効にできます。
icmp-ping
icmp-ping-timestamp
udp-ping
udp-ping-timestamp
RPMプローブを設定し、ハードウェアタイムスタンプを有効にするには: