EVPNでのグレースフルリスタート
Junos OS 18.4R1以降、グレースフルリスタートはEVPN-VXLANネットワーク内のデバイスでサポートされています。グレースフルリスタートにより、NSRなしでスイッチオーバー中のルーティングエンジンが、隣接するネイバーやピアにその状態を通知できます。グレースフルリスタートを有効にすると、ルーティングプロトコルプロセスは、BGPイングレスおよびエグレスルーティングルーティングテーブルメッセージをリッスンして、新たに取得されたMACアドレスを学習します。次に、l2aldから学習したMACアドレスと、BGPルーティングテーブルのエグレスメッセージから学習したMACアドレスを検証します。グレースフル リスタートにより、デバイスが再起動中に発生する中間コンバージェンス状態を通過している間に、ネットワーク トラフィック全体の損失を軽減できます。
グレースフルリスタートを有効にするには、[edit routing-options]
階層レベルでgraceful-restart
ステートメントを含めます。