IngressおよびEgressキューパケットのタイムスタンプの有効化
Junos OSリリース16.1以降、パケットタイムスタンプ機能を有効にして、CoSイングレスおよびエグレスキューに対して最後のパケットがエンキューされた時間を記録できます。タイムスタンプはFPCごとに有効になり、報告されます。この機能が有効になると、パケット転送エンジンはFPC上のすべてのイングレスおよびエグレスキューカウンターのタイムスタンプを収集し始めます。デフォルトでは、パケットタイムスタンプ情報は収集されません。
CoSイングレスおよびエグレスキューのパケットタイムスタンプ収集を有効にするには:
目的のFPCでタイムスタンプを有効にします。
[edit chassis fpc slot-number traffic-manager] user@host# set packet-timestamp enable
既に稼働しているFPCのパケットタイムスタンプを有効または無効にすると、変更をコミットするとFPCが自動的に再起動されます。このアクションは、FPCがバックアップされると有効になります。
集合型イーサネット・インタフェースの場合、集合型イーサネット・レッグを持つすべてのFPCでパケット・タイムスタンプを有効にします。インターフェイスのキュー統計を表示すると、すべての脚のタイムスタンプが表示されます。
次のコマンドは、Last-packet enqueued フィールドで収集されたタイムスタンプを表示します。
show interfaces queue both-ingress-egress interface-name
show interfaces queue interface-name
show interfaces queue interface-name aggregate