例:IPv6 の CoS ベース転送の設定
この例では、IPv6アドレスにCoSベースの転送(CBF)ネクストホップマップとCBF LSPネクストホップマップを設定します。
IPv4とIPv6の両方のアドレスを持つネクストホップマップを設定することも、IPv4アドレスとIPv6アドレスに個別のネクストホップマップを設定し、 階層レベルに[edit policy-options policy-options policy-statement policy-name term term-name]
ステートメントを含めてfrom family (inet | inet6)
、指定されたプロトコルのネクストホップマップのみが指定されたルートに適用されるようにすることができます。
個別のネクストホップマップを設定せず、設定に ステートメントを from family (inet | inet6)
含めると、ルートが少なくとも2つの指定された転送クラスで2つのネクストホップ(IPv4、IPv6、インターフェイス、またはLSPネクストホップ)を使用する場合、そのルートにはCBFが使用されます。それ以外の場合、CBFポリシーは無視されます。
CBFネクストホップマップを定義します。
[edit class-of-service] forwarding-policy { next-hop-map cbf-map { forwarding-class best-effort { next-hop [ ::192.168.139.38 192.168.139.38 ]; } forwarding-class expedited-forwarding { next-hop [ ::192.168.140.5 192.168.140.5 ]; } forwarding-class assured-forwarding { next-hop [ ::192.168.145.5 192.168.145.5 ]; } forwarding-class network-control { next-hop [ ::192.168.141.2 192.168.141.2 ]; } } }
CBF転送ポリシーを定義します。
[edit policy-options] policy-statement ls { then cos-next-hop-map cbf-map; }
CBF転送ポリシーをエクスポートします。
[edit routing-options] forwarding-table { export ls; }