ルールの書き換えの概要
書き換えルールは、送信パケット内の適切な CoS(サービス クラス)ビットを変更します。CoS ビットを変更すると、次のダウンストリーム デバイスでパケットを適切なサービス グループに分類できます。送信パケットの書き換えまたはマーキングは、デバイスがネットワークの境界にあり、CoS 値を変更して、ターゲット ピアのポリシーを満たす必要がある場合に役立ちます。書き換えルールは、パケットの転送クラスと損失の優先度を調べ、そのビットをルールで指定された対応する値に設定します。
通常、デバイスは、ターゲット ピアのポリシーを満たすために、エッジ デバイスのアウトバウンド インターフェイス上の送信パケットの CoS 値を書き換えます。パケットに関連付けられている現在の転送クラスと損失の優先度情報を読み取った後、送信デバイスは選択した CoS 値をテーブルから見つけ、この CoS 値をパケット ヘッダーに書き込みます。
メモ:
SRX5600 および SRX5800 デバイスの各 SRX5K-MPC で、最大 32 個の IEEE 802.1p 書き換えルールを設定できます。
Junos OS リリース 18.2R1 以降、論理 VDSL インターフェイス、つまり
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インターフェイス)で 802.1p 書き換えを設定できます。
リリース履歴テーブル
リリース
説明
18.2R1
Junos OS リリース 18.2R1 以降、論理 VDSL インターフェイス、つまり
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インターフェイス)で 802.1p 書き換えを設定できます。