EX シリーズ スイッチの優先度ベースのフロー制御の設定(CLI プロシージャ)
EX4500 スイッチでプライオリティ ベースのフロー制御(PFC)を設定して、特定のトラフィック クラスにリンクレベルのフロー制御を適用して、さまざまなタイプのトラフィックが同じネットワーク インターフェイス カード(NIC)を効率的に使用できるようにできます。FCoE(Fibre Channel over Ethernet)トラフィックを伝送するすべてのインターフェイスに PFC を設定する必要があります。また、インターネットスモールコンピュータシステムインターフェイス(iSCSI)トラフィックなど、他のトラフィックタイプを伝送するインターフェイスでPFCを設定することもできます。FCoE 以外のトラフィック タイプでは、PFC の使用はオプションです。
PFC は、10 ギガビット イーサネット インターフェイスでのみサポートされています。
非 FCoE DCBX アプリケーションに PFC を使用している場合は、PFC 輻輳通知プロファイルと、そのアプリケーション トラフィックを伝送しているアプリケーション マップに同じ 802.1p コード ポイントを使用します。
DCBX(データ センター ブリッジング機能交換プロトコル)は、EX4500 スイッチ上のすべての 10 ギガビット イーサネット インターフェイスでデフォルトで有効になっています。DCBX は、そのインターフェイス上の PFC 設定がデータ センター ブリッジング(DCB)ピア上の接続インターフェイスの PFC 設定と同じかどうかに応じて、ローカル インターフェイスで PFC を有効または無効にします。
PFC を設定する場合は、次のことが推奨されます。
PFC を使用しているキューに対して、バッファの少なくとも 20% を設定します。
使用している他の転送クラス(デフォルトの転送クラスとユーザー定義の転送クラス)に、バッファーの適切なパーセントを設定します。
PFC を使用している
exact
キューのバッファを設定する場合は、オプションを指定しないでください。PFC を
loss-priority
使用しているlow
トラフィック クラスに対してステートメントを設定します。ローカル インターフェイスの PFC 設定が DCB ピア上の接続インターフェイスの PFC 設定と同じであることを確認します。 dcbx ネイバーの表示を参照してください。
EX シリーズ スイッチは、PFC で最大 6 つの輻輳通知プロファイルをサポートします。
PFC を設定するには、次の手順に関する手順に関