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ポート シェーピングとキュー シェーピングのCoSについて EX シリーズ スイッチ

スイッチのネットワーク上のトラフィック量が最大帯域幅を超えると、ネットワークの輻輳によりパケットが失われます。ネットワークの過剰なトラフィックは、ネットワークのデータ損失を最小限に抑えるか、または損失が発生しなかには注意して対応する必要があります。CoS(サービス クラス)設定には、トラフィックを異なるキューに分類し、ネットワークでデータをスムーズに伝送するために PLP(パケット ロスの優先度)を定義するパラメーターが用意されています。これらの設定パラメータを使用して、スイッチ上の特定のポートまたは特定のアプリケーション キューのトラフィックを制御またはCoSできます。ポート シェーピングはインターフェイスに割り当てられた最大帯域幅を定義しますが、キュー シェーピングは、各キューの過剰帯域幅の使用量に対する制限を定義します。

ポート シェーピング

ポート シェーピングを使用すると、ポートまたはチャネルを通過する集約トラフィックをライン レート未満のレートにシェープできます。インターフェイス全体の帯域幅のレート制限帯域幅に基づいて、トラフィックを形成するインターフェイスを設定できます。これにより、インターフェイスの出力を形成して、インターフェイスが送信できるトラフィックを減らします。ポート シェーピングでは、シェーピング レートを、トラフィックがインターフェイスを通過できるピーク レートとして指定できます。rate は、10 進数として、または 10 進数(1000)、m(1,000,000)、g(1,000,000,000)、または g(1000~160,000,000,000 bps)で指定できます。

デフォルトでは、シェーピングはインターフェイス上で設定されていません。インターフェイスでシェーピング レートを設定していない場合、デフォルトのシェーピング レートは100パーセントになります。これは、そのインターフェイスに設定されたシェーピングなしに相当します。

EX シリーズ スイッチ(EX4300スイッチを除く)では、アグリゲート イーサネット(ae)インターフェイス上でシェーピング レートを設定すると、aeインターフェイスのすべてのメンバーが設定されたシェーピング レートで形成されます。たとえば、ge-0/0/0、ge-0/0/1、ge-0/0/2 の 3 つのインターフェイスで構成されるインターフェイス ae0 を考えしてください。X Mpbs のシェーピング レートが ae0 上で設定されている場合、X Mpbs の速度のトラフィックは、3 つの各インターフェイスを通って流れます。したがって、ae0 を通過するトラフィック全体は 3X Mbps の速度になります。スイッチEX4300 aeインターフェイスでシェーピング レートを設定すると、トラフィックはeインターフェイスのメンバー間で均等に分割されます。

キュー シェーピング

キュー シェーピングは、パケットをキューに送信する速度を調整します。たとえば、キュー シェーピングを使用して、ス厳優先キューをレート制限して、ス厳優先キューが優先度の低いキューをロックアウト(またはスターブ)なキューになじむのを可能にできます。同様に、任意のキューに対して、キュー シェーピングを設定できます。

キュー シェーピングは、トラフィックがキューを通過できる最大レートとして、または利用可能な帯域幅の割合として指定できます。EX シリーズ スイッチ(EX4300 スイッチを除く)では、3200~160,000,000,000 bps の値としてレートを指定し、割合を 0~100 パーセントの値として指定できます。EX4300スイッチでは、8000~160,000,000,000 bpsの値としてレートを指定し、0~100%の値として割合を指定できます。