構文
traceoptions {
file {
filename;
files number;
match regular-expression;
size maximum-file-size;
(world-readable | no-world-readable);
}
flag flag;
no-remote-trace;
}
階層レベル
[edit system license]
説明
ライセンスのトレース・オプションを設定します。
オプション
file |
トレース ファイル情報を構成します。
filename |
トレース操作の出力を受信するファイルの名前。名前は引用符で囲んでください。すべてのファイルが /var/log のディレクトリに置かれます。デフォルトでは、ファイルの名前はトレースされているプロセスの名前です。 |
files number |
トレース ファイルの最大数。 trace-file という名前のトレース ファイルが最大サイズに達すると、トレース ファイルの最大数に達するまで、 trace-file.0、 trace-file.1 というように名前が変更されます。そして、最も古いトレース ファイルが上書きされます。 最大ファイル数を指定する場合は、オプションで最大ファイルサイズ size maximum file-size も指定する必要があります。
範囲: 2 から 1000 ファイル
デフォルト: 10 ファイル
|
match regular-expression |
正規表現を含む行が含まれるように出力を絞り込みます。 |
size size |
各トレース ファイルの最大サイズ (キロバイト (KB)、メガバイト (MB)、またはギガバイト (GB)。最大ファイルサイズを指定する場合は、オプションでトレースファイル files number の最大数も指定する必要があります。
範囲: 10 KB から 1 GB
デフォルト: 128 KB
|
world-readable | no-world-readable |
既定では、ログ ファイルにアクセスできるのは、トレース操作を構成したユーザーのみです。このオプションを使用すると world-readable 、すべてのユーザーがファイルを読み取ることができます。デフォルトの動作を明示的に設定するには、 オプションを使用します no-world-readable 。 |
|
flag flag |
実行するトレース操作を指定します。複数のトレース操作を指定するには、複数の flag ステートメントを含めます。次のフラグを含めることができます。
|
no-remote-trace |
リモート トレースを無効にします。 |
必要な権限レベル
trace—設定でこのステートメントを表示します。
trace-controlー設定にこのステートメントを追加します。
リリース情報
Junos OSリリース8.5で導入されたステートメント。