recovery
構文
recovery { (auto | manual); timer timer-value; }
階層レベル
[edit interfaces interfaces-name link-degrade-monitor]
説明
劣化したリンクの回復に使用するメカニズムを設定します。サポートされている回復オプションは、自動と手動です。
オプション
auto | 劣化したリンクを自動的に回復します。このオプションは、インターフェイス上にレイヤー2またはレイヤー3プロトコルが設定されていない場合に、メディアベースのアクションで使用します。このオプションを設定すると、劣化したリンクはユーザが設定した間隔でモニタされます。また、リンク品質が向上したことが判明した場合(ビット誤り率がクリアしきい値に達した場合)、リンクは自動的に回復されます。この設定では、タイマー値を設定する必要があります。 |
manual | 劣化したリンクを手動で回復します。このオプションは、レイヤー2およびレイヤー3プロトコルがインターフェイスで設定されている場合、メディアベースのアクション設定で使用します。このオプションが設定されている場合、 ステートメントを使用して
メモ:
手動回復オプションは、自動回復の進行中にリンクのリモート エンドがパケットの転送を開始する静的ルート構成を持つユーザー展開に推奨されます(物理リンクがアップするとすぐに)。 |
timer timer-value | 劣化リンクの自動リカバリーがトリガーされるまでの間隔値(秒単位)を指定してください。このオプションは、自動回復オプションを構成した場合に適用されます。間隔期間は、リンクが劣化した時点から始まります。デフォルトの間隔は 1800 秒です。自動リカバリーの試みは、リンクが回復するか、設定によってリンク監視機能が無効になるまで繰り返されます。 |
自動リカバリー中に、リンクのリモート エンドでリンク フラップが発生することがあります。
必要な権限レベル
interface—設定でこのステートメントを表示します。
interface-control—設定にこのステートメントを追加します。
リリース情報
Junos OSリリース15.1で導入されたステートメント。