interface-routes
構文
interface-routes { family (inet | inet6) { export { lan; point-to-point; } } rib-group group-name; }
階層レベル
[edit logical-systems logical-system-name routing-instances routing-instance-name routing-options], [edit logical-systems logical-system-name routing-options], [edit routing-instances routing-instance-name routing-options], [edit routing-options]
説明
ルーティングテーブルグループをルーティングデバイスのインターフェイスに関連付け、インターフェイスルートのインポート先となるルーティングテーブルグループを指定します。
デフォルトでは、IPv4インターフェイスルート(ダイレクトルートとも呼ばれます)はルーティングテーブルにインポートされ、IPv6インターフェイスルートはルーティングテーブルにinet.0,
inet6.0
インポートされます。一部のルーティングプロトコルで使用するために代替ルーティングテーブルを設定する場合、インターフェイスルートを代替ルーティングテーブルにインポートすることが必要な場合があります。インターフェイス ルートをインポートするルーティング テーブルを定義するには、ルーティング テーブル グループを作成し、ルーティング デバイスのインターフェイスに関連付けます。
ルーティング・テーブル・グループを作成するには、階層レベルでステート passive
メントを記述します [edit routing-options]
。
ルーティングテーブルを設定している場合は、ネットワークに必要なステートメントを使用して階層レベルでOSPFプライマリインスタンス [edit protocols ospf]
を設定し、転送テーブル内 inet.0
および転送テーブルにルートがインストールされるようにします。ルーティングテーブルグループを必ず含めてください。
ローカルルートをエクスポートするには、 ステートメントを含め export
ます。
LANルートをエクスポートするには、 オプションを含め lan
ます。ポイントツーポイントルートをエクスポートするには、 オプションを含めます point-to-point
。
宛先アドレスで設定されたポイントツーポイントインターフェイスのローカルルートのみがエクスポート可能です。
オプション
inet
- IPv4 アドレス ファミリーを指定します。
inet6—IPv6 アドレス ファミリーを指定します。
lan - LAN ルートをエクスポートします。
ポイントツーポイント:ポイントツーポイントのルートをエクスポートします。
残りのステートメントについては、個別に説明します。 CLIエクスプローラを参照してください。
必要な権限レベル
routing—設定でこのステートメントを表示します。
routing-controlー設定にこのステートメントを追加します。
リリース情報
Junos OSリリース7.4より前に導入されたステートメント。
EXシリーズスイッチでは、動的に学習されたルートのみをルーティングテーブルグループ間でインポートできます。