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failover-delay

構文

階層レベル

説明

インターフェイスに複数の VRRP グループを(複数の VLAN を使用して)設定すると、フェールオーバーが発生した場合に一部のグループのトラフィックが一時的にドロップされることがあります。これは、新しいプライマリが、接続されたデバイスのARPテーブルを更新するために、各VRRPグループに対して無償ARP応答を送信する必要があり、各無償ARP応答の間に短い遅延があるために発生する可能性があります。Gratuitous ARP の返信をまだ受信していないデバイスから送信されたトラフィックは、(デバイスが応答を受信して新しいプライマリの MAC アドレスを学習するまで)ドロップされます。

フェイルオーバー遅延を設定した場合、新しいプライマリは、設定した期間、Gratuitous ARP応答の送信を遅延させます。これにより、新しいプライマリは、すべての VRRP グループに対して同時に ARP 応答を送信できます。

オプション

milliseconds- フェイルオーバー遅延時間をミリ秒単位で指定します。

  • 範囲: 50 から 2000

必要な権限レベル

interface—設定でこのステートメントを表示します。

interface-control—設定にこのステートメントを追加します。

リリース情報

Junos OSリリース11.3で導入されたステートメント。