damping (Interfaces)
構文
damping { enable; half-life seconds; max-suppress seconds; reuse number; suppress number; }
階層レベル
[edit interfaces interface--name], [edit interfaces interface--range]
説明
インターフェイス上のアップおよびダウン遷移(フラッピング)のアドバタイズを制限します。遷移が発生するたびに、インターフェイス状態が変更され、上位ルーティングプロトコルにアドバタイズが生成されます。ダンピングは、これらのアドバタイズの数を減らすのに役立ちます。インターフェイスがダウンするたびに、インターフェイスペナルティ カウンターにペナルティが追加されます。すべてのインターフェイス フラップに追加されたペナルティは1000です。
ある時点で累積ペナルティが抑制レベル max-suppress
を超えた場合、インターフェイスは抑制状態になり、さらにインターフェイスの状態アップおよびダウン遷移は上位プロトコルに報告されません。
オプション
enable
- インターフェイスごとにダンピングを有効にします。インターフェイスでダンピングが有効になっている場合、設定されたダンピング設定に一致するインターフェイスフラップ中にダンピングが抑制されます。
既定: 無効
half-life seconds
—半減期を減衰します。 seconds
は、インターフェイスが安定した場合に、累積インターフェイスペナルティカウンターを半減させる間隔です。
半減期には、max-supress値より小さい値を設定します。そうしない場合、設定は拒否されます。
範囲: 1 から 30
デフォルト: 5
max-suppress seconds
- 最大ホールドダウン時間。 seconds
は、インターフェイスがどの程度不安定でも、インターフェイスを抑制できる最大時間です。
max-supressの場合、半減期より大きい値を設定します。そうしない場合、設定は拒否されます。
範囲: 1 から 20,000
デフォルト: 20
reuse number
- 再利用の閾値。累積インターフェイスペナルティカウンターが を下回 numberると、インターフェイスは抑制されなくなります。
範囲: 1 から 20,000
デフォルト: 1000
suppress number
- カットオフ(抑制)しきい値。累積インターフェイスペナルティカウンター numberが を超えると、インターフェイスが抑制されます。
範囲: 1 から 20,000
デフォルト: 2000
必要な権限レベル
routing—設定でこのステートメントを表示します。
routing-controlー設定にこのステートメントを追加します。
リリース情報
Junos OSリリース14.1で導入されたステートメント。