accounting-stop-on-failure
構文
accounting-stop-on-failure;
階層レベル
[edit access profile profile-name accounting]
説明
RADIUSアカウンティングを設定して、サブスクライバセッションが正常に認証および承認されたものの、Acct-Startメッセージが送信される前に失敗した場合、Acct-Stopメッセージを送信します。デフォルトでは、Acct-Start メッセージがアカウンティング サーバーと交換された場合にのみ、Acct-Stop メッセージが送信されます。
IP/IPv6 アドレスを割り当てるために RADIUS アドレス プールが使用されている状況を考えてみましょう。サブスクライバ セッションの認証に成功すると、RADIUS サーバーは、RADIUS アドレス プールから IP アドレスを割り当て、そのアドレスを Framed-IP-Address 属性に伝えることによって、セッションを承認します。この時点でネゴシエーションに失敗した場合、セッションは終了してからアクティブになります。Acct-Start メッセージは、セッションのアクティブ化によって開始されるため、送信されません。デフォルトでは、Acct-Start は送信されないため、Acct-Stop メッセージは送信できません。ただし、 ステートメントが設定されている場合 acct-stop-on-failure
、ネゴシエーションに失敗すると Acct-Stop メッセージが送信され、セッションが切断されたことと、割り当てられた IP アドレスをプールに戻せることが RADIUS サーバーに明示的に通知されます。
必要な権限レベル
admin:設定でこのステートメントを表示します。
admin-control—このステートメントを設定に追加します。
リリース情報
Junos OSリリース9.1で導入されたステートメント。