traceroute srv6
構文
routing-options { source-packet-routing { srv6 { + oam { + traceoptions { file; flag { all; configuration; database; network; pipe; rpc-packet-details; traceroute; ) } } } } }
説明
SRv6セグメントは、SRv6セグメントの短い参照としてよく使用される128ビット値のセグメント識別子(SID)です。SID へのトレースルートは、ホップバイホップ障害の特定と SID へのパスのトレースに使用されます。
オプション
logical-system | (オプション)トレースルート試行の論理システムの名前を指定します。 |
retries retries-number | (オプション)プローブ値を再送する回数を指定します。
|
routing-instance routing-instance-name | (オプション)トレースルート試行のルーティングインスタンスの名前を指定します。 |
source source-address | (オプション)発信トレースルート パケットの送信元アドレスを指定します。 |
ttl value | (オプション)traceroute リクエストに含める最大生存時間の値を秒単位で指定します。
|
wait seconds | (オプション)プローブを再送するまで待機する秒数を指定します。
|
必要な権限レベル
ネットワーク
出力フィールド
traceroute SRv6 では、 traceroute srv6 isis
コマンドと traceroute srv6 spring-te
コマンドの出力フィールドについて説明します。出力フィールドは、表示されるおおよその順序に従って示しています。
フィールド名 |
フィールドの説明 |
---|---|
ホスト |
リモートホストのIPv6ループバックアドレスまたはSRv6 SID。 |
論理システム |
論理システムの名前。 |
プローブ-ICMP |
プローブには ICMP エコー要求を使用します。 |
再試行 |
プローブを再送信する回数。 |
ルーティングインスタンス |
トレースルート試行のルーティング インスタンスの名前。 |
ソース |
プローブを送信するときに使用する送信元アドレス。 |
Tos |
IPv6 タイプ オブ サービスの値。 |
Ttl |
ラベル付きパケットの有効期限値。 |
待つ |
プローブを再送するまで待機する秒数。 |
フィールド名 |
フィールドの説明 |
---|---|
論理システム |
論理システムの名前。 |
ネクストホップアドレス |
トレースルート パケットのネクストホップ IP アドレス。 |
ネクストホップインターフェイス |
トレースルート パケットの発信インターフェイス。 |
解決なし |
アドレスを記号的に印刷しようとしないでください。 |
プローブ-ICMP |
プローブには ICMP エコー要求を使用します。 |
再試行 |
プローブを再送信する回数。 |
ルーティングインスタンス |
トレースルート試行のルーティング インスタンスの名前。 |
Sid |
srv6スタック内のSRv6 SID。 |
ソース |
プローブを送信するときに使用する送信元アドレス。 |
Tos |
IPv6 タイプ オブ サービスの値。 |
Ttl |
ラベル付きパケットの有効期限値。 |
待つ |
プローブを再送するまで待機する秒数。 |
サンプル出力
ISIS SRv6の出力
user@router> traceroute srv6 isis 3000::1 traceroute: to destination 3000::1, 64 hops max, retries 3 1 ::21.0.1.2 7.153 ms 4.191 ms 2.652 ms 2 ::21.1.2.2 2.652 ms 7.153 ms 4.191 ms 3 ::21.2.3.2 7.323 ms 2.652 ms 7.153 ms
IPv6/SRv6の出力
user@router> traceroute srv6 spring-te sids-stack sids [ 5000::1 3000::1 ] nexthop-interface ge-0/0/0.0 nexthop-address ::21.0.1.2 traceroute: to destination 5000::1, 64 hops max, retries 3 1 ::21.0.1.2 3.532 ms 4.191 ms 2.652 ms DA: 3000::1 SRH:( 5000::1, 3000::1; SL=1) 2 ::21.1.2.2 9.573 ms 3.532 ms 4.191 ms DA: 3000::1 SRH:( 5000::1, 3000::1; SL=1) 3 3333::3 5.253 ms 3.532 ms 4.191 ms DA: 3000::1 SRH:( 5000::1, 3000::1; SL=1) 4 ::21.3.5.2 6.800 ms 4.191 ms 2.652 ms DA: 5000::1
リリース情報
Junos OSリリース22.3R1で導入されたコマンド。