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show system errors

構文

説明

システムの障害に関する情報を表示します。すべてのエラーまたは 1 つのシステムコンポーネントのエラーを照会することができます。このコマンドは、障害と他のイベントとの相関関係を理解するために使用します。最初に、トップレベルの根本原因がリストされ、ボードレベルの障害とそれに続くコンポーネントレベルの障害が続きます。次に、影響を受けた障害の詳細が一覧表示されます。

表示出力は、F1 から F5 までの 5 つの障害を表しています。F4 と F5 は最上位レベルの障害であり、F4 は F1、F2、および F3 の影響を受けます。F3はF1とF2の影響を受けます。最下位レベル (リーフ) の障害である F1、F2、および F5 には、影響を受けるイベントはありません。

メモ:

Junos OS Evolvedでは、QFX5200のみがこのコマンドをサポートしています。その他のJunos OS Evolvedプラットフォームでは、 show system errors activeshow system errors countshow system errors error-idshow system errors fru、または show system errors inactive コマンドを使用します。

オプション

このコマンドにオプションはありません。

必要な権限レベル

ビュー

出力フィールド

表 1 に、このコマンドの出力フィールド show system errors を示します。出力フィールドは、表示されるおおよその順序に従って示しています。

表 1: show system errors の出力フィールド

フィールド名

フィールドの説明

Top level root causes

ボードレベルの障害とそれに続くコンポーネントレベルの障害のトップレベルの障害の表示。

Fx

障害番号 F1 から Fn (F1 は最初の障害、n はシステムによって生成された最後の障害) です。

(module, error-id, board-name, component-name)

障害に関する情報。コンポーネントレベルの障害には、コンポーネント名が含まれます。

グループ

障害の重大度レベルは、致命的、メジャー、またはマイナーです。

スコープ

影響を受ける障害の範囲は、システム、コンポーネント、ボード、またはリンクです。

コア対応

障害との相関は常に有効です(Y)。

時間

yyyy-mm-dd hh:nn:ss.lll TMZ の形式での時刻 (nn は分、lll はミリ秒、TMZ はタイム ゾーン) です。

Desc

障害の説明。

アクション

障害の原因となったエラーのリスト。

根本原因

このエラーの原因となった障害の一覧。

影響

この根本原因に関連する障害のリスト。

影響を受けるエラーの詳細

最上位レベルの障害にリストされている影響を受けるエラーを表示します。

サンプル出力

システムエラーを表示

システムエラーfpc 0を表示

show system errors sib 0

リリース情報

Junos OS Evolvedリリース18.3R1で導入されたコマンド。