show system errors error-id
構文
show system errors error-id error-id-uri
形容
J-Insight障害監視機能によって収集された情報を表示します。具体的には、エラー ID の統一リソース識別子 (URI) に基づいて、検出されたエラーに関する情報を表示します。Junos OS Evolvedを実行しているデバイスの場合、出力にはシステムで少なくとも1回発生したエラーのみが表示されます。
オプション
このコマンドにオプションはありません。
詳細な情報
必要な権限レベル
管理者
出力フィールド
表 1 は、 show system errors error-id
コマンドの出力フィールドをリストしています。出力フィールドは、表示されるおおよその順序に従って示しています。
フィールド名 |
フィールドの説明 |
---|---|
エラー名 |
エラーの名前。 |
識別子 |
各エラーは、統一リソース識別子 (URI) として表されるエラー ID によって一意に識別されます。 |
形容 |
エラーの説明。 |
状態 |
エラーの状態。値は、有効または無効です。 |
スコープ |
エラーが属する範囲分類。値には、ボードと PFE が含まれます。 |
カテゴリ |
エラーが属するスコープ レベルの下のカテゴリ サブグループ。値には、コア、機能、io、メモリ、処理、ストレージ、およびスイッチが含まれます。 |
レベル |
エラーの重大度レベル。 |
閾 |
設定されたしきい値。この値を超えると、関連する検出および回復アクションがトリガーされます。 |
エラー制限 |
エラーが報告される最大回数。 |
支える |
エラーの種類のサポートの詳細。 |
発生回数 |
特定のスコープ、カテゴリ、および重大度レベルのエラーが発生した回数。 |
カウントのクリア |
エラーインスタンスがクリアされた回数。 |
最後に発生 (ミリ秒前) |
エラーが最後に発生してから経過した時間 (ミリ秒単位)。 |
サンプル出力
システムエラーを表示する error-id
user@host> show system errors error-id "/chassis/0/hwdre/0/cm/0/fan_tray/Fan Tray 0/fan_tray_removal" System Errors Detail Information CHASSIS 0 ---------------------------------------------------------------- Error Name : fan_tray_removal Identifier : /chassis/0/hwdre/0/cm/0/fan_tray/Fan Tray 0/fan_tray_removal Description : Fan_tray_absent State : enabled Scope : board Category : functional Level : major Threshold : 1 Error limit : 1 Support : No help info provided Occur count : 1 Clear count : 0 Last occurred(ms ago) : 84091182
リリース情報
Junos OSリリース19.1R1で導入されたコマンド。