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show security nat destination summary

構文

説明

ネットワーク アドレス変換(NAT)宛先プール情報の概要を表示します。

オプション

none

宛先NATプールに関する概要情報を表示します。

logical-system

指定した論理システムの宛先 NAT に関する概要情報を表示します。すべての論理システムの情報を表示する場合に指定します all

root-logical-system

プライマリ(ルート)論理システムの宛先NATに関する概要情報を表示します。

tenant

指定したテナントシステムの宛先NATに関する情報を表示します。すべてのテナントシステムの情報を表示するように指定します all

必要な権限レベル

ビュー

出力フィールド

表 1 に、show security nat 宛先要約コマンドの出力フィールドを示します。出力フィールドは、表示されるおおよその順序に従って示しています。

表 1: show security nat 宛先サマリー出力フィールド

フィールド名

フィールドの説明

宛先 NAT プールの合計数

宛先 NAT プールの数。

プール名

宛先アドレス プールの名前。

アドレス範囲

プールの IP アドレスまたは IP アドレス範囲。

ルーティングインスタンス

ルーティングインスタンスの名前。

ポート

ポート番号。

合計

使用中の IP アドレスの数。

利用 可能

無料で使用できる IP アドレスの数。

宛先 NAT ルールの合計番号

宛先NATルールの数。

合計ヒット時間

変換テーブル内の変換が、すべての宛先 NAT ルールに使用される回数。

合計失敗時間

変換テーブル内の変換が、すべての宛先NATルールに対して変換に失敗した回数。

サンプル出力

show security nat 宛先の概要

セキュリティNAT宛先サマリーテナントを表示

リリース情報

Junos OS リリース 9.2 で導入されたコマンド。

Junos OSリリース12.1X45-D10で追加されたIPv6論理システムのサポート。

テナントオプションは、Junos OSリリース18.3R1で導入されました。