show mpls cspf
構文
show mpls cspf <instance instance-name> <logical-system (all | logical-system-name)>
構文(EXシリーズスイッチ)
show mpls cspf
説明
MPLS(マルチプロトコル ラベル スイッチング)CSPF(制限付き最短パス ファースト)の統計情報を表示します。
オプション
none | MPLS CSFP 統計情報を表示します。 |
instance instance-name | (オプション)指定されたインスタンスの MPLS CSPF 情報を表示します。省略すると |
logical-system (all | logical-system-name) | (オプション)この操作は、すべての論理システムまたは特定の論理システムで実行します。 |
必要な権限レベル
ビュー
出力フィールド
表 1 に、このコマンド show mpls cspf
の出力フィールドを示します。出力フィールドは、表示されるおおよその順序に従って示しています。
フィールド名 |
フィールドの説明 |
---|---|
キューの長さ |
自動パス計算のためにキューに入れられたLSPの数。 |
現在の |
現在のキューの長さ。 |
最大 |
最大キュー長 (最高水準点)。 |
デキュー |
終了した計算試行回数。 |
パス |
ラベルスイッチドパス計算用のカウンター。 |
合計 |
次の 4 つのフィールドの合計。 |
成功 |
正常に完了したパス計算の数。 |
ルートなし |
- 宛先に到達できないために失敗したパス計算の数。 |
Sys エラー |
メモリ不足のために失敗したパス計算の数。 |
CSPF |
CSPF 計算の総数。1つのパスで、複数のCSPF計算が必要になる場合があります。 |
時間 |
ラベルスイッチパスの計算に必要な時間(秒単位)。 |
合計 |
CSPF パス計算アルゴリズムによって消費された合計時間。 |
CSPF |
CSPF 計算の総数。 |
CSPF あたりの平均 |
各 CSPF 計算に必要な平均時間。 |
rpd の % |
CSPF 計算に使用されたルーティング プロセス CPU の割合。 |
サンプル出力
show mpls cspf
user@host> show mpls cspf CSPF statistics Queue length current maximum dequeued 0 0 0 Paths total successful no route sys error CSPFs 0 0 0 0 0 Time (secs) total CSPFs avg per CSPF % of rpd 0.000000 0.000000 0.000000 0.0000
リリース情報
Junos OSリリース7.4より前に導入されたコマンド。
instance instance-name
Junos OS リリース 15.1 で追加された オプション。