show access-security router-advertisement state
構文
show access-security router-advertisement state
<interface interface-name
>
説明
IPv6ルーターアドバタイズ(RA)ガードステート情報を表示します。ステートフル RA ガードにより、スイッチは一定期間、RA メッセージの送信元を学習できます。学習期間が終了すると、スイッチは、有効な IPv6 ルーターとのリンクに接続されているインターフェイスの記録を持つことになります。インターフェイスに有効な IPv6 ルーターが接続されていない場合、スイッチはインターフェイスを学習状態からブロッキング状態へと動的に移行します。ブロッキング ステートへの移行後に受信した後続の RA メッセージはドロップされます。インターフェイスに有効な IPv6 ルーターが接続されている場合、インターフェイスは転送状態に移行し、設定されたポリシーに対して検証可能な後続の RA メッセージが転送されます。
オプション
interface interface-name | (オプション)指定されたインターフェイスの RA ガード エントリを表示します。 |
必要な権限レベル
ビュー
出力フィールド
表 1 に、このコマンドの出力フィールド show access-security router-advertisement state
を示します。出力フィールドは、表示されるおおよその順序に従って示しています。
フィールド名 |
フィールドの説明 |
---|---|
|
ステートフルIPv6 RAガードが有効になっているインターフェイスを表示します。 |
|
次のいずれかの状態を表示します。
|
サンプル出力
show access-security router-advertisement 状態
user@device> show access-security router-advertisement state Interface state ge-0/0/0.0 LEARNING ge-1/0/0.0 FORWARDING ge-1/0/0.0 BLOCKED
リリース情報
Junos OSリリース15.1X53-D55で導入されたコマンド。