monitor label-switched-path
構文
monitor label-switched-path lsp-name <logical-system (logical-system-name)>
説明
指定された RSVP ラベルスイッチ パス(LSP)のリアルタイム ステータスを表示します。このコマンドを使用して、論理システム内で設定された LSP を監視することもできます。
オプション
logical-system ( logical-system-name) | (オプション)この操作は、すべての論理システムまたは特定の論理システムで実行します。 |
lsp-name | LSP の名前。 |
詳細な情報
RSVP LSP を通過するトラフィックの量を追跡し、稼働時間、イングレスとエグレス アドレス、ラベル、ルート、ポートなどの重要なパラメーターを確認できます。通常、値は毎秒サンプリングされます。このディスプレイでは、現在実行中の他の LSP までスクロールすることもできます。このコマンドを使用して、静的LSPまたはLDPシグナルLSPに関する情報を表示することはできません。
このコマンドの出力には、コマンドを開始してから、または c キーを使用してカウンターをクリアした後、各フィールドがどの程度変更されたかが示されます。実行中にコマンドの出力 monitor label-switched-path
を制御するには、 表 1 にリストされているキーを使用します。キーの大文字と小文字は区別されません。
キー |
アクション |
---|---|
C |
画面をクリアし、この LSP の表示を更新します。 |
F |
表示をフリーズさせ、新しい情報が表示されないようにします。 |
L |
異なる LSP を監視します。l を入力した後、新しい LSP 名を入力できます。 |
N |
ルーターに設定されている次の LSP(現在の LSP 名よりアルファベット順に大きい名前を持つ)に関する情報を表示します。 |
P |
ルーターに設定された以前の LSP(現在の LSP 名よりアルファベット順に小さい名前)に移動します。 |
q または Esc |
コマンドを終了して、コマンドプロンプトに戻ります。 |
T |
この LSP のデータ表示を解凍、または再起動します。 |
必要な権限レベル
トレース
出力フィールド
表 2 に、このコマンドの出力フィールド monitor label-switched-path
を示します。出力フィールドは、表示されるおおよその順序に従って示しています。
フィールド名 |
フィールドの説明 |
---|---|
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次の情報が表示されます。
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次の情報が表示されます。
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次の情報が表示されます。
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次の情報が表示されます。
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トラフィック統計情報の表示:
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LSP に関する情報を取得しようとしたときにルーターが遭遇したエラーを表示します。 |
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他の LSP への移動に使用できるキーボードコマンドの一覧です。キーボード・コマンドの説明については 、 表 1 を参照してください。 |
サンプル出力
ラベルスイッチパスの監視
user@host> monitor label-switched-path (1) host Seconds: 112 Time: 15:32:22 (2) Delay: 0/0/0 (3) To 10.10.10.16, From 10.10.10.17, state: Up (4) LSPname: k, type: Ingress (5) Label in: -, Label out: 126000 (6) Port number: sender 1, receiver 45583, protocol 0 (7) Record Route: <self> 192.168.224.196 (8) 192.168.224.202 192.168.224.179 (9) Traffic statistics: Current delta (10) Output packets: 0 [0] (11) Output bytes: 0 [0] (12) (13)Next='n', Prev='p', Quit='q' or ESC, Freeze='f', Thaw='t', Clear='c', LSP='l'
リリース情報
Junos OSリリース7.4より前に導入されたコマンド。
Junos OS リリース 9.4 で導入された論理システム サポート。