clear pim join-distribution
構文
clear pim join-distribution <all> <instance instance-name> <logical-system (all | logical-system-name)>
説明
PIM join-redistribute
の状態をクリアします。
show pim source
コマンドを使用して、ソース(RP など)に使用できるパスが複数あるかどうかを確認します。
設定に ステートメントを含める join-load-balance
と、PIM のジョイン状態は、利用可能なイコールコストマルチパスリンクに均等に分散されます。アップストリーム ネイバー リンクに障害が発生すると、Junos OS は残りのリンクに PIM の参加状態を再分配します。ただし、新しいリンクが追加されたり、障害が発生したリンクが復元されたりしても、既存の PIM 結合は新しいリンクに再配布されません。新しいフローは新しいリンクに配信されます。ただし、新しいジョインとプルーニングのないネットワークでは、新しいリンクはマルチキャスト トラフィックには使用されません。このコマンドは clear pim join-distribution
、既存のフローを新しいアップストリーム ネイバーに再分配します。既存のフローを再配布するとトラフィックが中断されるため、このコマンドはメンテナンス期間中に実行 clear pim join-distribution
することをお勧めします。
オプション
all | (オプション)マスターインスタンス内のすべてのグループとファミリーアドレスの PIM |
none | すべての PIM 参加/プルーニング状態を自動的にクリアします。 |
instance instance-name | (オプション)特定の PIM 対応ルーティング インスタンスのジョイン状態を再分配します。 |
logical-system (all | logical-system-name) | (オプション)この操作は、すべての論理システムまたは特定の論理システムで実行します。 |
詳細な情報
clear pim join-distribution
ノンストップ アクティブ ルーティングが有効になっている場合、 コマンドを使用してバックアップ ルーティング エンジンで PIM 参加状態を再配布することはできません。
必要な権限レベル
クリア
出力フィールド
このコマンドを入力すると、リクエストのステータスに関するフィードバックは提供されません。ジョイン状態を配布する前後に コマンドを入力して show pim join
、動作を確認できます。
サンプル出力
PIM ジョインディストリビューションをすべてクリアする
user@host> clear pim join-distribution all
リリース情報
Junos OSリリース10.0で導入されたコマンド。