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clear ethernet-switching table

構文

構文(QFXシリーズ)

説明

メモ:

QFabric システムでは、FCoE セッションがアクティブなときに FCoE 対応 VLAN でこのコマンドを使用すると、トラフィック フラッディングと FCoE トラフィック ドロップが発生する可能性があります。FCoE セッションは終了せず、しばらくするとトラフィックが再コンバージェンスされます。

イーサネットスイッチングテーブル(転送データベーステーブルとも呼ばれる)で、メディアアクセス制御(MAC)アドレスである学習済みエントリをクリアします。

オプション

none

イーサネット スイッチング テーブルで学習されたエントリ(永続的MACアドレスを除く)をクリアします。

interface interface-name

(オプション)指定されたインターフェイスの学習済みMACアドレスをすべてイーサネット スイッチング テーブルからクリアします。

mac mac-address

(オプション)指定された学習済みMACアドレスをイーサネット スイッチング テーブルからクリアします。

management-vlan

(オプション)イーサネット スイッチング テーブルから、管理 VLAN に対して学習したすべての MAC アドレスをクリアします。管理 VLAN は 1 つしか存在しないため、VLAN 名は指定しません。

persistent-mac <interface | mac-address>

(オプション)永続的なMACアドレスを含むすべてのMACアドレスをクリアします。インターフェイス オプションを使用して インターフェイス 上のすべての MAC アドレスをクリアするか、 mac-address オプションを使用して特定の MAC アドレスのすべてのエントリをクリアします。

このコマンドは、スイッチ上に永続的MACアドレスを持つネットワーク内のデバイスを移動するたびに使用します。デバイスをスイッチ上の別のポートに移動し、学習された元のポートから永続的MACアドレスをクリアしないと、新しいポートはMACアドレスを学習せず、デバイスは接続できません。デバイスを移動したときに元のポートがダウンしている場合、新しいポートは MAC アドレスを学習し、デバイスは接続できます。ただし、元のポートの MAC アドレスをクリアしない限り、ポートが復旧すると、システムはそのポートの転送テーブルに永続的 MAC アドレスを再インストールします。この場合、アドレスは新しいポートから削除され、デバイスは接続を失います。

vlan vlan-name

(オプション)指定したVLANに対して学習されたすべてのMACアドレスをイーサネットスイッチングテーブルからクリアします。

必要な権限レベル

ビュー

出力フィールド

このコマンドでは出力は生成されません。

サンプル出力

clearethernet-switching table

リリース情報

Junos OS リリース 9.3 で導入されたコマンド。