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省電力モード

省電力モードは、特定のハードウェアコンポーネントを選択的に非アクティブにすることで、ルーターのエネルギー効率を向上させます。未使用のポートを使用して、省電力モードを有効にし、電力を節約します。注:

  • この機能を設定した後、変更を有効にするには、システムを再起動する必要があります。
  • この機能は、未使用のポートでのみ設定できます。

Feature Explorer を使用して、この機能のプラットフォームとリリースのサポートを確認します。

省電力モードの利点

  • エネルギー効率:特定のハードウェアコンポーネントを無効にし、システムのトラフィック処理能力を減らすことで、省電力モードは約40ワットの電力を節約し、全体的なエネルギー節約と運用コストの削減に貢献します。

  • ハードウェアの寿命の延長:容量を減らして運用することで、ハードウェアコンポーネントへの負担が軽減され、機器の寿命が延び、ハードウェアの交換頻度が減る可能性があります。

  • 環境への影響:消費電力の削減により、二酸化炭素排出量が削減され、組織の持続可能性目標をサポートし、環境保全の取り組みに貢献します。

  • カスタマイズ可能なパフォーマンス:現在のネットワーク需要に基づいて省電力モードを有効または無効にする柔軟性があり、特定のニーズに応じてシステムパフォーマンスと電力使用量を最適化できます。

省電力モードの有効化

以下の手順に従って、省電力モードを有効にできます。
  1. [edit chassis]階層レベルで、set interfaces interface-range powersavingコマンドを使用して省電力モードを設定します。未使用のポート範囲がわかっている場合は、次の構文を使用します。

    例えば:

    すべての未使用ポートで省電力モードを有効にするには、次のコマンドを使用します。

  2. システムを再起動します。
手記:
  • PTPが有効になっている 未使用 のポートで省電力モードを設定しようとすると、システムにエラーメッセージが表示されます。

  • 例に記載されているポート範囲はACX7100-48L用です。

省電力モードの無効化

以下の手順に従って、省電力モードを無効にすることができます。
  1. [edit chassis]階層レベルで、ポートまたはmember-rangeの設定を削除します。例えば:
  2. システムを再起動します。