シャーシ クラスタの無効化
SRXシリーズファイアウォールをスタンドアロンデバイスとして運用し直す場合、またはシャーシクラスタからノードを削除する場合は、シャーシクラスタを無効にする必要があります。
クラスタを無効にし、構成に主要リソースを定義するグループ「node0」、「node1」が含まれている場合、ノードは設定の読み込みに失敗する可能性があります。これらのグループ(クラスタの場合に自動的に生成される)は存在しなくなり、結果の設定に一貫性がなくなる可能性があります。
このような場合、ノードは部分的に記憶喪失になります(ログインは記憶されます)。
シャーシ クラスタを無効にするには、次のコマンドを入力します。
{primary:node1}
user@host> set chassis cluster disable reboot
Successfully disabled chassis cluster. Going to reboot now.
システムの再起動後、シャーシ クラスタは無効になります。
このCLIコマンドを使用してシャーシクラスタを無効にした後、それを再び有効にするための同様のCLIオプションはありません。
シャーシ クラスタを復元するには、次のコマンドを入力して cluster-id を設定します。
{primary:node1}
user@host> set chassis cluster cluster-id cluster-id-number node node-number reboot
クラスターを設定すると、セカンダリ ノードの PFEMAN プロセスが再起動します。
次のCLIコマンドを使用して、シャーシクラスタを無効にすることもできます。
ノード 0 のクラスタを無効にするには、次のようにします。
user@host> set chassis cluster cluster-id 0 node 0 reboot
ノード 1 のクラスタを無効にするには、次の手順を実行します。
user@host> set chassis cluster cluster-id 0 node 1 reboot
cluster-id を 0 に設定すると、デバイス上のクラスタリングが無効になります。