レイヤー 2 仮想スイッチでのブリッジ ドメインの統合型ルーティングおよびブリッジングの設定
IRB(統合型ルーティングおよびブリッジング)は、同じインターフェイス上のレイヤー 2 ブリッジングとレイヤー 3 IP ルーティングを同時にサポートします。IRB を使用すると、ローカル パケットを別のルーティング インターフェイス、またはレイヤー 3 プロトコルが設定された別のブリッジ ドメインにルーティングできます。論理ルーティング インターフェイスを設定するには、 ステートメントを階層レベル irb に含め [edit interfaces] 、そのインターフェイスをブリッジ ドメインに含てます。ルーティング インターフェイスを設定する方法の詳細については、「 ルーティング デバイス用ネットワーク インターフェイス Junos OS を参照してください。
ブリッジ ドメインにはルーティング インターフェイスを 1 つのみ含めできます。
IRB サポートを使用仮想スイッチを設定するには、次のステートメントを含める必要があります。
[edit]
routing-instances {
routing-instance-name {
instance-type virtual-switch;
bridge-domains {
bridge-domain-name {
domain-type bridge;
interface interface-name;
routing-interface routing-interface-name;
vlan-id (none | number);
vlan-tags outer number inner number;
}
}
}
}
仮想スイッチを有効にするには、 仮想スイッチをインスタンス タイプとして 指定する必要があります。ステートメント instance-type virtual-switch は、階層レベルでは [edit logical-systems logical-system-name] サポートされていません。
仮想ネットワーク用に設定する各ブリッジ ドメイン仮想スイッチ、 bridge-domain-name を指定します。ステートメントの値ブリッジも 指定 する必要 domain-type があります。
ステートメントには vlan-id 、有効なVLAN識別子または noneオプションのいずれかを 指定 できます。
単一のブリッジ ドメインの場合は、 ステートメントまたは ステートメントのどちらかを含め、両方 vlan-id vlan-tags を含めません。
ブリッジ ドメインに 1 つ以上の論理インターフェイスを含めるには、階層レベルで設定したを含める各イーサネット interface-name インターフェイスに、 を [edit interfaces irb] 指定します。
ルーティング インターフェイスをブリッジ ドメインに関連付けるには、 ステートメントを含め、階層レベル routing-interface routing-interface-name routing-interface-name で設定したを [edit interfaces irb] 指定します。各ブリッジ ドメインに対して設定できるルーティング インターフェイスは 1 つのみです。論理インターフェイスとルーティング インターフェイスを設定する方法の詳細については、「 ルーティング デバイス用ネットワーク インターフェイス Junos OS を参照してください。
ブリッジ ドメインで IRB をサポートするルーティング インターフェイスを設定した場合、ステートメントに all オプション を使用 vlan-id することはできません。