ローカル デバイスで Op スクリプトを実行する
コミット スクリプトとは異なり、運用(op)スクリプトはコミット操作中に実行されません。コマンドを commit
発行すると、 階層レベルで [edit system scripts op]
設定された op スクリプトがシステム メモリに配置され、実行が有効になります。コミット操作が完了したら、CLIからオペレーションモードで コマンドを発行して、opスクリプトを op
実行できます。また、特定のJunos OSログインクラスのメンバーがCLIにログインすると、opスクリプトを自動的に実行するようにデバイスを設定することもできます。
op コマンドを発行した Op スクリプトの実行
CLIからopスクリプトを実行するには、 コマンドを op
発行し、スクリプトファイル名、階層レベルの ステートメントで定義された command
スクリプトエイリアス、またはURLを [edit system scripts op file filename]
指定します。
user@host> op (filename | filename-alias | url url)
を使用して op url
リモート サイトから op スクリプトを実行する方法の詳細については、「 リモート サイト から Op スクリプトを実行する」を参照してください。
リモート サイトから Python op スクリプトを実行するには、 階層レベルで ステートメントを allow-url-for-python
設定する [edit system scripts op]
必要があります。
ログイン時の運用スクリプトの実行
指定されたJunos OSログインクラスに属するユーザーがCLIにログインすると、自動的に実行するようにopスクリプトを設定できます。opスクリプトをログインクラスに関連付けるには、 階層レベルに ステートメントを[edit system login class class-name]
含login-script filename
めます。
[edit system login] class class-name { login-script filename; }
以下の例では、クラスに属するsuper-user
ユーザーが CLI にログインするときに、super-user-login.slax op スクリプトを実行するように設定します(「運用スクリプトの有効化」と「スクリプト エイリアスの定義」で説明されているとおりにスクリプトが有効になっている場合)。
[edit system login] class super-user { login-script super-user-login.slax; }