emit_snmp_attributes Function (Python)
構文
Python 構文
jcs.emit_snmp_attributes(snmp_oid, snmp_oid_type, snmp_oid_value)
説明
Python SNMP スクリプトから、要求された MIB オブジェクトの属性を返します。
SNMPスクリプトは、カスタムMIBをサポートする柔軟性を提供します。SNMP スクリプトは、SNMP マネージャーが SNMP スクリプトにマッピングされた OID(サポートされていないオブジェクト識別子)の情報を要求すると自動的にトリガーされます。スクリプトが呼び出されると、関数 jcs.emit_snmp_attributes() は要求されたオブジェクトのデータを出力します。このスクリプトはSNMPサブエージェントのように動作し、システムはスクリプトからの戻り値をNMS(ネットワーク管理システム)に送信します。
パラメーター
snmp_oid |
スクリプトが情報を返す OID を含む文字列。 |
snmp_oid_type |
要求された MIB オブジェクトに対して返されるデータのタイプを指定する文字列。受け入れ可能な値は |
snmp_oid_value |
要求されたMIBオブジェクトの返すデータ。 |
使用例
以下の Python SNMP スクリプトの例では、Junos OS 設定のスクリプトにマッピングされているサポートされていないオブジェクト識別子(OID)を処理しています。この関数は emit_snmp_attributes() 、要求されたOIDの属性を返します。
import jcs
def main():
snmp_action = jcs.get_snmp_action()
snmp_oid = jcs.get_snmp_oid()
jcs.syslog("8", "snmp_action = ", snmp_action, " snmp_oid = ", snmp_oid)
if snmp_action == 'get':
if snmp_oid == '.1.3.6.1.4.1.2636.13.61.1.9.1.1.1':
jcs.emit_snmp_attributes(snmp_oid, "Integer32", "211")
elif snmp_oid == '.1.3.6.1.4.1.2636.13.61.1.9.1.1.2':
jcs.emit_snmp_attributes(snmp_oid, "Integer32", "429")
elif snmp_action == 'get-next':
if snmp_oid == '.1.3.6.1.4.1.2636.13.61.1.9.1.1':
jcs.emit_snmp_attributes(".1.3.6.1.4.1.2636.13.61.1.9.1.1.1", "Integer32", "211")
elif snmp_oid == '.1.3.6.1.4.1.2636.13.61.1.9.1.1.1':
jcs.emit_snmp_attributes(".1.3.6.1.4.1.2636.13.61.1.9.1.1.2", "Integer32", "429")
if __name__ == '__main__':
main()
リリース情報
QFX シリーズ スイッチおよび MX シリーズ、PTX シリーズ、T シリーズ ルーターで Junos OS リリース 16.1R1 で導入された機能。
ACX500、ACX1000、ACX1100、ACX2000、ACX2100、ACX2200、ACX4000 ルーター、EX シリーズ スイッチで Junos OS リリース 17.1R1 で導入された機能。
SRX1500、SRX4100、SRX4200、SRX5400、SRX5600、SRX5800 デバイスおよび vSRX インスタンスで Junos OS リリース 17.3R1 で導入された機能。
ACX5048およびACX5096ルーターのJunos OSリリース18.3R1で導入された機能。