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例:Opスクリプトを使用してFPCを再起動する

この例では、 op スクリプト を使用して フレキシブル PIC コンセントレータ (FPC)を再起動します。

要件

この例では、FPC(フレキシブルPICコンセントレータ)または同等のコンポーネントを含むJunos OSを実行しているデバイスを使用しています。

概要と運用スクリプト

XSLT と SLAX の両方の形式で表示される次のスクリプトは、FPC が存在するスロット番号を指定して FPC を再起動します。スクリプトの呼び出し時に、ユーザーは CLI(コマンドライン インターフェイス)にスロット番号を入力します。このスクリプトは、スロット番号をパラメーターslotの値として格納し、再起動するFPCのスロット番号を含むコマンド文字列を構築request chassis fpcします。コマンドに相当する request chassis Junos 拡張マークアップ言語(XML)はありません。そのため、このスクリプトはリモート プロシージャ コール(RPC)を使用してコマンドを直接呼び出request chassis fpcします。

XSLT 構文

SLAX 構文

構成

手順

手順

スクリプトをダウンロード、有効化、テストするには、以下の手順にしたがっています。

  1. XSLT または SLAX スクリプトをテキスト ファイルにコピーし、必要に応じてファイル restart-fpc.xsl または restart-fpc.slax に名前を付け、デバイス上の /var/db/scripts/op/ ディレクトリにダウンロードします。

    Junos OS super-user ログインクラスに属するユーザーのみが、このディレクトリ内のファイルにアクセスおよび編集できます。

  2. 設定モードでは、 階層レベルで ステートメントをfile[edit system scripts op]含め、必要に応じて restart-fpc.xsl または restart-fpc.slax を含めます。

  3. コマンドを commit and-quit 発行して設定をコミットし、動作モードに戻ります。

  4. 運用モード コマンドを発行して、op スクリプトを op restart-fpc slot slot-number 実行します。

検証

Op スクリプト実行の検証

目的

FPC が再起動され、現在オンラインになっていることを確認します。

アクション

運用モード コマンドを発行して、op スクリプトを op filename 実行します。FPC の slot 番号を引数として指定します。

スクリプトを実行すると、次のような出力が表示されます。

動作モード コマンドを show chassis fpc detail fpc-slot 発行します。

意味

コマンド出力は show chassis fpc detail 、FPCの状態、開始時間、稼働時間、および特性を表示します。FPCの開始時間と稼働時間を確認して、FPCが再起動されたことを確認します。状態を確認して、再起動されたFPCのステータスを確認します。ステータスが の Present場合、FPC は表示されますが、まだオンラインではありません。ステータスが の場合、 OnlineFPC はオンラインで動作しています。