インポートしたスクリプトとスクリプト機能の保存と使用

概要 Junos OS には、コミット、イベント、op、SNMP スクリプトにインポートするスクリプトを格納するための専用のスクリプト ライブラリ ディレクトリが用意されています。

Junos OSには、スクリプトライブラリ専用のディレクトリが用意されています。ユーザーはここにスクリプトやスクリプト機能を格納して、任意のコミット、イベント、op、SNMPスクリプトにインポートすることができます。インストール時に、Junos OS によって /var/db/scripts/lib/ ディレクトリが作成されます。Junos OSは、インストールまたはアップグレード時に既存の lib/ ディレクトリ内のファイルを上書きまたは消去しません。

スクリプトをフラッシュ メモリに保存して実行する場合、実行されたスクリプトとインポートされたスクリプトの両方がフラッシュ ドライブに存在する必要があります。[edit system scripts]階層レベルでload-scripts-from-flashステートメントを設定すると、Junos OS は /config/scripts/lib/ ディレクトリを作成します。設定で load-scripts-from-flash ステートメントを追加または削除する場合、必要に応じて、スクリプトとスクリプト ライブラリをハード ディスクからフラッシュ ドライブに、またはその逆に手動で移動する必要があります。自動的には移動されません。

インポートされたスクリプトは、ハードディスクの/var/db/scripts/lib/ディレクトリに保存されるか、load-scripts-from-flashステートメントが設定されている場合はフラッシュドライブの/config/db/scripts/lib/ディレクトリに保存する必要があります。スクリプトライブラリからスクリプトをインポートするには、XSLT スクリプトのスタイルシート宣言または SLAX スクリプトの import ステートメントに <xsl:import> タグを含め、ファイルの場所を指定します。次のサンプルコードは、/var/db/scripts/lib/test.xsl ファイルをインポートします。

XSLT 構文

SLAX 構文