Help us improve your experience.

Let us know what you think.

Do you have time for a two-minute survey?

 
 

Junos XML管理プロトコルとJunos XML APIの概要

Junos XML 管理プロトコルは、クライアント アプリケーションが Junos デバイスの設定管理に使用する XML(Extensible Markup Language)ベースのプロトコルです。設定データとリモートプロシージャコール(RPC)にXMLベースのデータエンコーディングを使用します。Junos XML プロトコルは、CLI の設定モード コマンドと同等の基本的な操作を定義します。管理者が 、 、 などの showsetCLI 設定モードコマンドを使用して操作を実行するのと同様に、アプリケーションはプロトコル操作を使用して設定ステートメントの表示、編集、commitコミットを行います。

Junos XML API は、Junos設定ステートメントと運用モードコマンドのXML表現です。Junos XML 構成要素は、Junos XML プロトコル操作が適用するコンテンツです。Junos XML 運用タグ要素は、管理者がデバイスのステータス情報の取得に使用する CLI の運用モード コマンドと同等の機能です。

クライアントアプリケーションは、Junos XML管理プロトコルとJunos XML APIのタグ要素でリクエストをエンコードし、デバイス上のJunos XMLプロトコルサーバーに送信することで、スイッチ、ルーター、またはセキュリティデバイス上の情報を要求し、設定を変更します。Junos XML プロトコル サーバーは Junos オペレーティング システムに統合されており、プロセス 一覧の個別のエントリとして表示されません。Junos XML プロトコル サーバーは、要求をデバイス内の適切なソフトウェア モジュールに送信し、Junos XML プロトコルと Junos XML API タグ要素の応答をエンコードして、クライアント アプリケーションに結果を返します。

たとえば、デバイスのインターフェイスのステータスに関する情報を要求するには、クライアントアプリケーションがJunos XML API <get-interface-information> リクエストタグを送信します。Junos XML プロトコル サーバーは、インターフェイス プロセスから情報を収集し、Junos XML API <interface-information> 応答タグ要素で返します。

Junos XML 管理プロトコルと Junos XML API を使用して Junos デバイスを構成したり、デバイスの構成や運用に関する情報を要求したりできます。Junos XML プロトコル サーバーとやり取りするクライアント アプリケーションを作成したり、Junos XML プロトコルを使用して、Web ブラウザーベースのインターフェイスなどの設定や情報の取得や表示に使用するカスタム エンド ユーザー インターフェイスを構築することもできます。