ファブリック管理の概要
Junos Space Appliance または Junos Space 仮想アプライアンスを導入すると、デバイス、サービス、ユーザーを追加する際にマネージド ネットワークに求められる拡張性と可用性を備えたファブリックを作成できます。
Junos Spaceファブリックは、1つ以上のIP接続ノードで構成されています。 ノード は、オペレーティングシステム上で動作するJunos Space仮想アプライアンスとそのオペレーティングシステム、およびJunos Spaceネットワーク管理プラットフォームソフトウェアを表す論理オブジェクトです。インストールおよび設定した各 Junos Space Appliance または Junos Space 仮想アプライアンスは、ファブリック内の単一ノードとして表されます。ファブリック上で実行されているサービスを中断することなく、既存のファブリックにノードを追加できます。Junos Space ファブリック アーキテクチャの詳細については、『 Junos Space Network Management Platform High Availability and Disaster Recovery Guide』を参照してください。
リリース17.1以降、Junos SpaceプラットフォームはJA1500デバイスをサポートしていません。
ファブリックにノードを追加すると、Junos SpaceプラットフォームGUIの管理ワークスペースからノードを管理および監視できます。ファブリック内のノードの追加、管理、監視を行うために、ファブリック管理者(つまり、システム管理者権限を持つユーザー)は、ファブリックに設定された仮想IPアドレスに接続します( 図1を参照)。

ファブリックの一部であるノードはすべて、同じバージョンの Junos Space プラットフォームがインストールされている必要があります。
Junos Space Platform GUIの管理ワークスペースのファブリックページでは、ファブリックへのノードの追加、ファブリックからのノードの削除、監視ノードの監視、ノードのネットワーク設定の変更、ノードの再起動、ファブリックノードでのアラームの表示、ノード間のデバイスのロードバランシング、認証キーの生成とアップロードなど、ファブリック管理タスクを実行できます。 システムスナップショットの作成、システムのシステムスナップショットへの復元などが含まれます。