アクティブサイトとスタンバイサイトの正常な動作を理解する
アクティブサイトとスタンバイサイトの通常の運用中は、アクティブサイトの仮想IP(VIP)アドレスを使用して、すべてのネットワーク管理サービスのGUIとAPIにアクセスします。アクティブサイトでは、障害回復設定に基づいてcronジョブが実行されます。アクティブサイトの MySQL データベースと PgSQL データベースは、スタンバイ サイトで非同期的に複製されます。これにより、障害が発生してアクティブ・サイトに障害が発生した場合、スタンバイ・サイトのデータベースにアクティブ・サイトからの最新データが含まれていることが保証されます。RRDファイルおよび特定の設定ファイル内のパフォーマンス監視データは、アクティブサイトに定期的にバックアップされ、ronジョブとして実行するように設定されたスクリプトを使用してスタンバイサイトに転送されます。
アクティブサイトでファイルをバックアップするcronジョブを表示するには、アクティブサイトで コマンドを実行 crontab -l
します。以下に、サンプル出力を示します。
[user1@host]# crontab -l */5 * * * * /usr/bin/purgingPolicy.sh >> /var/log/purgingPolicy.log 2>&1 0 */3 * * * perl /var/www/cgi-bin/mysqlAnalyze.pl >> /var/log/mysqlAnalyze.log 2>&1 0 0 * * * /opt/opennms/contrib/failover/scripts/sync.sh >> /opt/opennms/logs/failover.log 2>&1 0 0,1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17,18,19,20,21,22,23 * * 0,1,2,3,4,5,6 /var/cache/jmp-geo/backup/script/backupReal.sh >> /var/cache/jmp-geo/backup/backup.log 2>&1
出力には、アクティブなサイトでバックアップを実行するスケジュールした時間が表示されます。
バックアップは、/var/cache/jmp-geo/backup/data ディレクトリ内の tgz ファイルにアーカイブされます。このディレクトリには、最新の 3 つのバックアップ(デフォルト値)または災害復旧設定で設定されたバックアップのみが保持されます。古いバックアップがパージされます。スクリプトを使用してすべてのバックアップのログをbackupReal.sh
表示するには、/var/cache/jmp-geo/backup にある backup.log ファイルを参照してください。
アクティブ・サイトからファイルをフェッチするためのcronジョブを表示するには、スタンバイ・サイトで コマンドを実行 crontab -l
します。以下に、サンプル出力を示します。
[user1@host]# crontab -l */5 * * * * /usr/bin/purgingPolicy.sh >> /var/log/purgingPolicy.log 2>&1 0 */3 * * * perl /var/www/cgi-bin/mysqlAnalyze.pl >> /var/log/mysqlAnalyze.log 2>&1 0 0 * * * /opt/opennms/contrib/failover/scripts/sync.sh >> /opt/opennms/logs/failover.log 2>&1 0 0,1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17,18,19,20,21,22,23 * * 0,1,2,3,4,5,6 /var/cache/jmp-geo/restore/script/poll.sh >> /var/cache/jmp-geo/restore/restore.log 2>&1
出力には、アクティブなサイトからバックアップを復元するためにスケジュールした時間が表示されます。
poll.sh スクリプトは、SCPを使用してアクティブサイトから最新のバックアップファイルを転送します。バックアップファイルは、/var/cache/jmp-geo/restore/data directoryに格納されています。このスクリプトにより、最新の 3 つのバックアップ(デフォルト値)または障害回復設定で設定されたバックアップのみがこのディレクトリに保持され、古いファイルがパージされます。スクリプトを使用してアクティブ サイトからすべてのバックアップのログをpoll.sh
表示するには、/var/cache/jmp-geo/restore にある restore.log ファイルを参照してください。
障害回復セットアップの通常の動作中は、スタンバイ・サイトのデバイスを検出または管理することはできません。