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Junos Space CLI を使用したトラブルシューティング システム ログ ファイルのダウンロード

Junos Spaceノードが稼働している場合、管理者はJunos Spaceノードにログインし、SCP(セキュアコピープロトコル)を使用して各ファブリックノードのシステムステータスログをダウンロードできます。Junos Space ノードがダウンしていても、Junos Space アプライアンスのコンソールにログインできる場合は、システム ステータス ログを USB ドライブにダウンロードできます。

Retrieve Logsユーティリティは、/var/logサブディレクトリ内のすべてのシステムログファイルを収集し、圧縮TARファイル(拡張子は*.tgz)を作成します。書き込まれるログ ファイルの詳細については、「システム ステータス ログ ファイルの概要」を参照してください。

このトピックは、以下のセクションで構成されています。

USBデバイスを使用したシステムログファイルのダウンロード

開始する前に、USBデバイスがJunos Space Applianceに接続されていることを確認してください。

Junos Spaceノードがダウンしている場合、管理者は Retrieve Logs > Save to USB Device コマンドを使用してシステムステータスログを接続されたUSBデバイスにダウンロードし、コンソールにログインできます。

  1. 管理者ユーザー名(admin)とパスワードを使用して、Junos Spaceアプライアンスにログインします。

    図のように Junos Space 設定メニューが表示されます。

  2. プロンプトで 4 と入力します。

    [Retrieve Logs] サブメニューが表示されます。

  3. 1」と入力します。

    次のメッセージが表示されます。 This process will retrieve the log files on all cluster members and combine them into a .tar file. Once the file is created, you can copy the files onto a USB drive. Continue? [y/n]

  4. y 」と入力して続行します。

    管理者パスワードの入力を求められます。

  5. 管理者パスワードを入力します。

    システムは、ファブリック内のすべてのノードからログ ファイルをダウンロードし、 .tar ファイルに結合します。ファイルが作成されると、ファイルがUSBデバイスにコピーされ、次のようなメッセージが表示されます。 Copying 20090827-1511-logs.tar to USB drive

    手記:

    USBデバイスの準備ができていない場合は、次のメッセージが表示されます。 Log collection complete If USB key is ready, press "Y". To terminate, press "N".

  6. ファイルがコピーされたら、USBをアンマウントしてJunos Spaceアプライアンスから取り出します。

SCPを使用したシステムログファイルのダウンロード

管理者は、Junos Space CLI Retrieve Logs > SCP コマンドを使用して、システム ステータス ログを特定の場所にダウンロードできます。

SCPを使用してシステムステータスログをダウンロードするには、次のステップを実行します。

  1. 管理者のユーザー名(admin)とパスワードを使用して、Junos Space ノードにログインします。

    図のように Junos Space 設定メニューが表示されます。

  2. プロンプトで 4 と入力します。

    [Retrieve Logs] サブメニューが表示されます。

  3. 2」と入力します。

    次の確認メッセージが表示されます。

    This process will retrieve the log files on all cluster members and combine them into a .tar file. Once the file is created, you will be asked for a remote scp server to transfer the file to. Continue? [y/n]

  4. y 」と入力して続行します。

    管理者パスワードの入力を求められます。

  5. 管理者パスワードを入力します。

    ログファイルを収集中であることを示すメッセージが表示されます。このプロセスは、すべてのクラスタ・メンバーのログ・ファイルを取得し、それらを結合して .TAR ファイル。完了するまでに数分かかる場合があります。

    これが完了すると、リモートサーバーのIPアドレスを入力するように求められます。

  6. ファイルの転送先となる SCP サーバーの IP アドレスを入力します。
    手記:
    • Junos Space ファブリックが IPv4 アドレスのみで設定されているか、IPv4 アドレスと IPv6 アドレスの両方で設定されているかに応じて、Junos Space プラットフォームでは、SCP サーバにそれぞれ IPv4 アドレスまたは IPv4 または IPv6 アドレスを入力できます。

    • 使用する IPv4 および IPv6 アドレスは、有効なアドレスである必要があります。制限された IPv4 アドレスのリストについては http://www.iana.org/assignments/ipv4-address-space を、制限された IPv6 アドレスのリストについては http://www.iana.org/assignments/ipv6-address-space を参照してください。

  7. リモート SCP ユーザを入力します。
  8. ログファイルを保存するリモートSCPサーバ上のディレクトリを入力します(例 :/root/tmplogs)。

    入力したリモートサーバー情報が表示されます。以下はその一例です。

  9. SCPサーバ情報が正しい場合は、 yと入力します。

    SCPサーバに初めて接続する場合は、続行することを確認するメッセージが表示されます。以下は、サンプルメッセージです。

    手記:

    SCP サーバ情報が正しくない場合、または SCP サーバ情報を変更する場合は、プロンプトで n と入力し、前の手順で説明したように SCP サーバ情報を変更します。

  10. y 」と入力して続行します。

    パスワードの入力を求められます。

  11. SCP サーバのパスワードを入力します。

    クレデンシャルが正しければ、ファイルはSCPサーバに転送されます。