災害復旧構成を更新したり、災害復旧セットアップにノードまたはアプリケーションを追加したりする必要がある場合は、アクティブ・サイトまたはスタンバイ・サイトから災害復旧プロセスを停止します。 jmp-dr stop
コマンドを使用して、両方のサイトで障害回復プロセスを停止します。障害回復プロセスを停止しても、サイトからの障害回復構成はクリーンアップされません。
このコマンドは jmp-dr stop
、次の処理を行います。
このコマンドは、障害回復プロセスを停止した後、両方のサイトで実行する jmp-dr health
ことをお勧めします。これは、ファイル レプリケーション、障害回復ウォッチドッグ サービス、およびその他のサービスが確実に停止されるようにするためです。詳細については、「 障害回復構成の状態の確認」を参照してください。
両方のサイトで災害復旧プロセスを停止するには、次の手順に従います。
- VIP または eth0:0 インターフェイスが設定されているアクティブサイトで、Junos Space ノードの CLI にログインします。
Junos Space 設定メニューが表示されます。
- 仮想アプライアンスの使用中に、Junos Space 設定メニューのプロンプトで と入力し7、シェル コマンドを実行します。
仮想アプライアンスからの出力例を次に示します。
admin@10.206.41.183's password:
Last login: Mon Aug 17 06:17:58 2015 from 10.206.41.42
Welcome to the Junos Space network settings utility.
Initializing, please wait
Junos Space Settings Menu
1> Change Password
2> Change Network Settings
3> Change Time Options
4> Retrieve Logs
5> Security
6> Expand VM Drive Size
7> (Debug) run shell
A> Apply changes
Q> Quit
R> Redraw Menu
Choice [1-7,AQR]: 7
管理者パスワードの入力を求められます。
- 管理者パスワードを入力します。
- シェル プロンプトで入力
jmp-dr stop
し、Enter キーを押します。
出力例を次に示します。
[user1@host]# jmp-dr stop
Check status of DR remote site: up
Check DR stop mode: both
Check current DR role: active
Stop order: DR remote site and then current
INFO: => stop DR at remote site
Check status of DR remote site: up
Check DR stop mode: solo
Check current DR role: standby
Stop dr-watchdog [ OK ]
Stop mysql replication between sites [ OK ]
Stop pgsql replication between sites [ OK ]
Stop files & RRD replication [ OK ]
The stop command is done.
INFO: => stop DR at current site: active
Stop dr-watchdog [ OK ]
Stop files & RRD replication [ OK ]
The stop command is done.