デバイスイメージの概要
Junos Spaceでは、デバイスイメージは、Junosオペレーティングシステム(Junos OS)リリースから別のリリースへのアップグレードまたはアップグレードを可能にするソフトウェアインストールパッケージです。Junos Spaceネットワーク管理プラットフォームでは、ローカルファイルシステムからデバイスイメージをアップロードし、デバイスまたは同じデバイスファミリーの複数のデバイスに同時に導入することができます。 https://www.juniper.net/customers/support/ からデバイス イメージをダウンロードできます。デバイス イメージのダウンロードの詳細については、 『 Junos OS インストールおよびアップグレード ガイド』を参照してください。
デバイス イメージをアップロードした後、デバイス上でデバイス イメージをステージングし、チェックサムを確認し、必要に応じてステージングされたイメージを展開できます。また、デバイス イメージのステージング、展開、および検証をスケジュールすることもできます。デバイス イメージでサポートされているプラットフォームとデバイス イメージの説明を変更できます。
Junos Space プラットフォームの画像とスクリプトワークスペースでは、MX240、MX480、MX960、MX2010、およびMX2020シリーズ3Dユニバーサルエッジルーター上のJunos Continuityソフトウェアパッケージ(JAMパッケージ)を管理することもできます。Junos Continuityソフトウェアパッケージのファイル名には、先頭に jam- が付き、Junos Space PlatformではJAMパッケージと呼ばれています。Junos Continuityソフトウェアパッケージは、Junos OSをアップグレードせずに、MPC(モジュラーポートコンセントレータ)などの新しいハードウェアをルーターでサポートできるようにするオプションのソフトウェアパッケージです。Junos Continuityソフトウェア、およびサポートされているプラットフォームとハードウェアの詳細については、Junos Continuityソフトウェアのドキュメントを参照してください。
Junos Space Platform の [イメージとスクリプト] ワークスペースから、アグリゲーション デバイスとして機能するジュニパーネットワークス デバイスや、それらのアグリゲーション デバイスに接続されたサテライト デバイスに、サテライト ソフトウェア パッケージをステージングおよび展開することもできます。サテライト ソフトウェア パッケージの名前には、 サテライト - が付き、ステージングまたは展開する前に、ダウンロードして Junos Space Platform にインポートする必要があります。アグリゲーション デバイス、サテライト デバイス、サテライト ソフトウェアの詳細については、 Junos Fusion のマニュアルを参照してください。
Junos Space プラットフォームのアグリゲーション デバイスとサテライト デバイスの詳細については、 デバイス インベントリの概要を参照してください。
[イメージ] ページから次のタスクを実行できます。
デバイスの画像をJunos Spaceプラットフォームにアップロードします。
Junos Space プラットフォームにアップロードされた画像の詳細を表示します。
デバイス イメージを変更します。
デバイス上にデバイス イメージをステージングします。
ステージングされたイメージに関連付けられているデバイスを表示します。
チェックサムを確認します。
MD5 検証結果を表示および削除します。
デバイス イメージを展開します。
デバイス イメージの展開結果を表示します。
デバイスから JAM パッケージの展開を解除します。
ステージングされたデバイス イメージをデバイスから削除します。
Junos Space プラットフォームからデバイス イメージを削除します。
デバイス イメージをドメインに割り当てます。
イメージのタグ付けとタグ解除、タグ付けされたイメージの表示、プライベート タグの削除を行います。
ユーザー名に割り当てられたロールに基づいて、Junos Space プラットフォームはさまざまなタスクを有効または無効にします。デバイス イメージでタスクを実行できるようにするために割り当てる必要がある役割の詳細については、「 定義済み役割の概要」を参照してください。