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Junos Space 仮想アプライアンスの概要

Junos Space Virtual Appliance は、事前に構成された Junos Space ネットワーク管理プラットフォーム ソフトウェアで構成されており、導入、管理、保守が容易な組み込みのオペレーティング システムとアプリケーション スタックを備えています。

Junos Space 仮想アプライアンスには、同じソフトウェアと、Junos Space 物理アプライアンスで使用可能なすべての機能が含まれています。ただし、仮想アプライアンスは、CPU、ハード ディスク、RAM、ネットワーク コントローラを提供する VMware ESX、VMWare ESXi、KVM サーバーに導入する必要がありますが、完全に機能するにはオペレーティング システムとアプリケーションのインストールが必要です。

追加の物理アプライアンスをインストールしてファブリックを作成し、拡張性と可用性を提供できるように、複数の仮想アプライアンスを導入して、物理アプライアンスのファブリックと同じ拡張性と 高可用性 を提供するファブリックを作成できます。

Junos Spaceファブリックには、物理アプライアンス(JA2500)のみ、仮想アプライアンスのみ、または物理アプライアンスと仮想アプライアンスの両方を組み合わせて使用できます。

各アプライアンスの NTP タイム ソースの設定の概要

マルチノード ファブリック内のすべてのノード間で一貫した動作を保証するには、各ノードの時間をファブリック内の他のすべてのノードと同期する必要があります。最初の Junos Space 仮想アプライアンスをネットワーク タイム プロトコル(NTP)サーバーで設定する場合、最初のノード(ファブリック内のすべてのノードの同期時間に使用)がダウンしても、ファブリック内の他のすべてのノードは同期されたままになります。同じファブリックにインストールされた追加のノードは、NTP サーバーを追加することなく、ファブリック内の最初のノードから時間設定を自動的に取得します。

メモ:

デフォルトでは、Junos Space ネットワーク管理プラットフォームは、クライアント コンピューターのローカル タイム ゾーンをサーバーのタイム ゾーンと同期して、Web ユーザー インターフェイスにローカル タイム ゾーン内の Junos Space サーバー時刻を表示します。ただし、CLI サーバーは Junos Space サーバーで設定されたタイム ゾーンに従って時間を表示します。

ファブリック内のすべてのノードで時間が同期され続けるために、初期設定時に NTP サーバーを最初のアプライアンス(物理または仮想)に追加することを強くお勧めします。

メモ:

アプライアンスまたはノードを Junos Space ユーザー インターフェイスからファブリックに追加する前に、 NTP サーバーを追加する必要があります。