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Junos Space プラットフォーム データベースのバックアップ

Junos Spaceデータベースを定期的にバックアップして、システムデータを既知のポイントにロールバックできるようにする必要があります。バックアップ スケジュールは、[管理] ワークスペースの [データベースのバックアップと復元] ページ ([ネットワーク管理プラットフォーム] > [管理] > [データベースのバックアップと復元]) で作成できます。バックアップ ファイルは、Junos Space アプライアンスのローカル ファイル システム、または SCP(セキュア コピー プロトコル)を使用してリモート サーバーに保存できます。

メモ:

リモート サーバ上のファイルをバックアップしておくと、アプライアンスでエラーが発生した場合でもバックアップ ファイルを使用可能にできるため、バックアップ サーバ上のファイルをバックアップすることをお勧めします。また、ローカルではなくリモートでファイルをバックアップすると、Junos Space アプライアンスのディスク容量を最適に使用できます。

リモート バックアップを実行するには、SCP を介してアクセスでき、IP アドレスとクレデンシャルを使用できるリモート サーバーを設定する必要があります。このサーバー上には、Junos Space のバックアップを保存するためのパーティションを別途用意し、バックアップ スケジュールの設定時には、Junos Space ユーザー インターフェイスでこのパーティションのフル パスを指定することをお勧めします。また、最初のバックアップの開始日時、必要な繰り返し間隔 (毎時、毎日、毎週、毎月、または毎年)、および最後のバックアップの日時 (必要な場合) を指定することもできます。ほとんどの場合、データベースを毎日バックアップすることをお勧めします。バックアップの頻度は、組織のニーズとネットワークで発生する変更の量に基づいてカスタマイズできます。さらに、システムの使用率が低いときに自動的に実行されるようにバックアップをスケジュールできます。バックアップ スケジュールを作成すると、スケジュールされた時刻とスケジュールされた繰り返し間隔でデータベースのバックアップが行われるようになります。また、[管理] ワークスペース ([ネットワーク管理プラットフォーム] > [管理] > [データベースのバックアップと復元] の [データベースのバックアップと復元] ページの [データベースのバックアップと復元] ページから、発生時刻と繰り返し間隔を制御するチェック ボックスをオフにすることで、必要に応じてデータベースのバックアップを実行することもできます。

スケジュールされているかオンデマンドで実行されるかにかかわらず、バックアップが成功するたびに、[ データベースのバックアップと復元 ] ページで使用できるエントリが生成されます。データベースのバックアップ エントリを選択し、[ リモート ファイルから 復元] アクションを選択して、選択したバックアップにシステム データを復元できます。

メモ:

データベースのリストア・アクションを実行すると、Junos Space ファブリックにダウンタイムが発生し、Junos Space ファブリックはメンテナンス・モードに入って選択したバックアップからデータベースをリストアし、アプリケーション・サーバーの再起動を待ちます。

Junos Space ネットワーク管理プラットフォームのバックアップおよび復元操作の実行の詳細については、 データベースのバックアップと復元の概要および Junos Space ネットワーク管理プラットフォーム データベースのバックアップ のトピック(『Junos Space ネットワーク管理プラットフォームのワークスペース ユーザー ガイド』)を参照してください。