ファブリック管理の概要
Junos Space ApplianceまたはJunos Spaceバーチャルアプライアンスを導入してファブリックを作成し、デバイス、サービス、ユーザーを追加する際に、マネージドネットワークに必要な拡張性と可用性を確保できます。
Junos Spaceファブリックは、1つ以上のIP接続ノードで構成されます。 ノード とは、単一のJunos Space Appliance(JA1500またはJA2500)またはJunos Space仮想アプライアンス、そのオペレーティングシステム、およびオペレーティングシステム上で動作するJunos Spaceネットワーク管理プラットフォームソフトウェアを表す論理オブジェクトです。インストールおよび設定する各Junos SpaceアプライアンスまたはJunos Spaceバーチャルアプライアンスは、ファブリック内の単一ノードとして表されます。ファブリック上で実行されているサービスを中断することなく、既存のファブリックにノードを追加できます。Junos Spaceファブリックアーキテクチャの詳細については、『 Junos Spaceネットワーク管理プラットフォームの高可用性とディザスタリカバリガイド』を参照してください。
リリース17.1以降、Junos Space プラットフォームはJA1500デバイスをサポートしていません。
ファブリックにノードを追加した後、Junos Space プラットフォーム GUI の「管理」ワークスペースからノードを管理およびモニターできます。ファブリック内のノードを追加、管理、およびモニターするには、 図 1 に示すように、ファブリック管理者 (つまり、システム管理者特権を持つユーザー) がファブリックに構成されている仮想 IP アドレスに接続します。

ファブリックの一部であるすべてのノードには、同じバージョンのJunos Space Platformがインストールされている必要があります。
Junos Space Platform GUIの[管理]ワークスペースの[ファブリック]ページから、ファブリックへのノードの追加、ファブリックからのノードの削除、ノードの監視、ノードのネットワーク設定の変更、ノードの再起動、ファブリックノードのアラームの表示、ノード間でのデバイスの負荷分散、認証キーの生成とアップロードなどのファブリック管理タスクを実行できます。 システム スナップショットの作成、システム スナップショットへのシステムの復元など。