アクティブ サイトがダウンした場合にスタンバイ サイトがどのように動作するかを理解する
障害が発生してアクティブ サイトがダウンし、自動フェイルオーバーが有効になっており、スタンバイ サイトが障害しきい値を超える場合、スタンバイ サイトは動作します。それ以外の場合は、スタンバイ サイトで または jmp-dr manualFailover –a
コマンドをjmp-dr manualFailover
実行してネットワーク管理サービスを再開する必要があります。
スタンバイ・サイトのディザスタ・リカバリー・ウォッチドッグは、以下のフェイルオーバー操作を実行してアクティブ・サイトになります。
アクティブなサイトの VIP アドレスに到達不可能であることを確認します。
2つのサイト間でデータベースレプリケーションとSCPファイル転送を停止します。
アクティブサイトからバックアップファイルを取得するために、スタンバイサイトからcronジョブを削除します。
スタンバイサイトでcronジョブを追加して、設定とRRDファイルをバックアップします。
スタンバイ サイトのロールをアクティブに変更します。
スタンバイ・サイトのすべてのノードでポート 7804 を開きます。
スタンバイサイトですべてのサービスを開始します。
バックアップに含まれるシステム設定ファイルを適切な場所にコピーします。
スタンバイサイトの VIP アドレスに SNMP トラップを送信するようにすべてのデバイスを設定します。スタンバイサイトのデバイス管理に eth3 を使用する場合、スタンバイ サイトのアクティブ‐VIP ノードの eth3 IP アドレスは、VIP アドレスではなくトラップ宛先として設定されます。
専用 FMPM ノードを介してデバイスを監視する場合、専用ノードの VIP アドレスがトラップ宛先として構成されます。
フェールオーバーが完了すると、サイトの障害回復ロールが [アクティブ] に設定され、クラスターの状態がアクティブ (1) に設定されます。VIP からスタンバイ サイトの GUI と API にアクセスして、すべてのネットワーク管理タスクを実行できます。ほとんどの場合、フェイルオーバーは20~30分以内に行う必要があります。アクティブ サイトが再び動作すると、スタンバイ サイトになります。障害状態を保持するか、元の状態に戻すことができます。