Paragon Shellの概要

Paragon Automationは、Paragon Shellと呼ばれるカスタムのコンテナ化管理デーモン(cMGD)ユーザーシェルを提供します。Paragon Shell CLIはテキストベースで、Junos cMGD CLIと似ています。Paragon Shellは、OVAバンドルを使用してVMware ESXiサーバー上にVMを作成した後にインストールされ、使用可能になります。OVAバンドルには、ノードVMの作成とParagon Automationクラスターの展開に必要なすべてのパッケージが事前にパッケージされています。VMはLinuxベースOSで作成され、Paragon ShellはベースOS上で動作します。システム管理者は、Paragon Shellを使用して、Paragon Automationクラスターを展開、設定、監視できます。

システム管理者は、Paragon Shellを使用して、次のカテゴリのタスクを実行します。

• Paragon Automationクラスターの展開

• クラスター・アプリケーションのバックアップおよびリストア

• クラスターをアップグレードする

• ユーザーを管理する

• システムの再起動を実行する

• クラスターとアプリケーションのトラブルシューティング

Paragon Shellに加えて、サービスオーケストレーションタスク用のcMGD CLIにアクセスすることもできます。サービスオーケストレーションcMGD CLIにアクセスするには、Paragon Shellを終了し、サービスオーケストレーションcMGD CLIを明示的に導入してログインする必要があります。詳細については、 サービスオーケストレーションcMGD CLIについてを参照してください。