Juniper ApstraクラウドサービスにApstra Edgeを採用
Apstra Edgeは、データセンターのコンテナ内で実行される、ハードウェアに依存しない仮想デバイスです。Apstra Edgeは、Apstraが管理するデータセンターでプロキシデバイスとして機能します。Juniper Apstra、Apstra Flow Server、vCenter Serverからイベントと異常情報を受信し、そのデータをJuniper Apstraクラウドサービスに転送します。
Apstra Edgeがイベント情報とフローデータをJuniper Apstraクラウドサービスに送信できるようにするには、Apstra Edgeを採用してJuniper Apstraクラウドサービスに登録する必要があります。Apstraからフローデータを受信するには、 フローサーバーの詳細を設定する必要があります。仮想化環境に関する情報を受信するには、 vCenter Server の詳細を構成する必要があります。エッジが正常に登録されると、エッジの登録 ID が生成されます。この登録IDは、Apstra管理下のデータセンターのApstra Edgeで設定する必要があります。
Apstraでエッジを設定するには、Dockerコンテナを初期化してから、Juniper Apstraクラウドサービスがエッジ用に生成した登録IDを設定する必要があります。登録プロセス中に、Edge は組織 ID、シークレット、およびデバイス ID を取得します。登録が完了すると、エッジはJuniper Apstraクラウドサービスと通信できるようになり、Juniper ApstraクラウドサービスはApstra Edgeからの情報の受信を開始します。
Apstra Edgeは、Juniper Apstraクラウドサービスによって生成されたエッジ登録IDを使用して、エッジインストール時に一意の組織ID、シークレット、デバイスIDを取得します。これらの ID は、初期設定の完了後に取得できないため、安全に保存する必要があります。
エッジを実行するDockerコンテナは、Apstraが実行されているのと同じ仮想マシン(VM)または別のVMのいずれか、データセンター内のどこにでもインストールできます。Apstraがインストールされているのと同じVMにEdgeがインストールされている場合は、アップグレード中にEdgeのインストールが削除されないように注意する必要があります。
エッジが初期化され、設定されると、エッジのステータスがJuniper Apstraクラウドサービスに [登録済み]と表示されます。 [クラウド接続 ]ステータスは、エッジがクラウドに接続されていることを示し、[ Apstra接続 ]ステータスは、エッジがApstraコントローラに接続されていることを示します。つまり、Juniper ApstraクラウドサービスとApstra Edge間、およびApstra EdgeとApstra間の接続ステータスを、Apstraにアクセスすることなく、Juniper ApstraクラウドサービスのUIから監視できます。
Apstra Edgeを採用するには: