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Contrail Networkingについて

Contrail Networkingは、単一のユーザーインターフェイスから、あらゆるクラウド、あらゆるワークロード、あらゆる展開に対して、ダイナミックなエンドツーエンドのネットワーキングポリシーとコントロールを提供します。抽象的なワークフローを具体的なポリシーに変換し、すべての環境における仮想オーバーレイ接続のオーケストレーションを簡素化します。

Kubernetes、OpenShift、Mesos、OpenStack、VMwareなどのシステム、Ansibleなどの一般的な各種DevOpsツール、KVMコンテナやDockerコンテナなどの仮想化の有無を問わないさまざまなLinuxオペレーティングシステムをシームレスに統合することで、ネットワーク自動化のポリシーを統合します。

Contrail Networkingは、企業向けのContrail Enterprise Multicloudの基本構成要素です。QFXシリーズスイッチ、データセンターインターコネクト(DCI)インフラストラクチャ、パブリッククラウドゲートウェイなどのデータセンターネットワークデバイスを管理し、オンプレミスからプライベートクラウドおよびパブリッククラウドへの継続的な接続を拡張します。

Contrail Networkingは、既存の物理ネットワークやクラウドIPネットワーク上で仮想ルーティング、ブリッジング、ネットワークサービス(IPAM、NAT、セキュリティ、ロードバランシング、VPNなど)を仮想ネットワークオーバーレイレイヤーで提供することで、クラウドに移行する際の複雑さを緩和します。また、マルチテナント構造や、AWS(Amazon Web Services)VPC(Virtual Private Clouds)などのマルチテナントパブリッククラウドとのAPI互換性も提供し、ハイブリッドクラウド環境のポリシーセマンティックを真の意味で統合します。

サービス プロバイダで利用する場合、Contrail Networking によりネットワーク リソースのプロビジョニングとオーケストレーションを自動化することで、拡張性の高い仮想ネットワークを動的に作成して、ジュニパーネットワークスやサードパーティーが提供する幅広い仮想ネットワーク機能(VNF)と物理ネットワーク機能(PNF)のチェイニングを実行し、オンデマンドでさまざまなサービス チェーンを構築できます。

Contrail Networkingは、サービスプロバイダ向けContrail Cloudとも統合されています。常時オンの信頼性を備えた高性能 NFV(ネットワーク機能の仮想化)を実現し、俊敏性を高めながら革新的なサービスを提供できます。

Contrail Networking は常時オンの高度な分析機能により、アプリケーションとインフラストラクチャのパフォーマンスに関する詳細な情報が提供されるため、可視化の向上、容易な診断、豊富なレポート機能、カスタム アプリケーション開発、マシンの自動化を実現できます。また、ジュニパーネットワークスContrail Insightsなどの他の分析プラットフォームとの統合や、Apache KafkaとそのAPIなどの技術を使用したストリーミング分析にも対応します。

Contrail Networkingは、GUI(グラフィカルユーザーインターフェイス)も提供します。このGUIは、すべてREST APIを使用して構築されています。

図 1: Contrail Networkingのアーキテクチャ Contrail Networking Architecture