Contrail イントロスペクト機能を使用したプロセスのデバッグ

このトピックでは、Sandesh インフラストラクチャと Contrail Introspect 機能を使用してプロセスをデバッグする方法について説明します。

Introspect は、プログラム・オブジェクトを取得し、それに関する情報を照会するためのメカニズムです。

Sandesh は、Contrail Virtual Networkingソリューションにおける統合インフラストラクチャの名前です。

Sandesh は、Contrail デーモンがリクエスト - レスポンスメカニズムを提供する方法です。要求と応答は Sandesh 形式で定義され、Sandesh コンパイラーは要求を処理して応答を送信するコードを生成します。

また、ウェブブラウザを使用して Sandesh リクエストを Contrail デーモンに送信し、Sandesh の応答を取得する方法も用意されています。この機能は、デーモンの操作状況を調べてプロセスをデバッグするために使用されます。

各 Contrail デーモンは、以下のページタイプで HTTP サーバーを起動します。

次のイントロスペクトポートにアクセスすると、Contrail デーモンの HTTP イントロスペクトを直接表示できます。

<controller-ip>:8083.このポートは、 Contrail-Control イントロスペクトポートを表示します。
<compute-ip>:8085 このポートは、 contrail-vrouter-agent のイントロスペクトポートを表示します。
<controller-ip>:8087 このポートは、 Contrail-schema イントロスペクトポートを表示します。
<controller-ip>:8088 このポートは、 contrail-svc-monitor イントロスペクトポートを表示します。
<controller-ip>:8092 このポートは、 contrail-dns イントロスペクトポートを表示します。
<controller-ip>:8084 このポートは、 contrail-api イントロスペクトポートを表示します。(:8084/Snh_SandeshTraceRequest?x=RestApiTraceBuf)