正常性監視
Contrail Insights Health Monitor は、インフラストラクチャ内のリソースの正常性とリスクを示します。正常性とは、リソースが現在、ユーザーが指定したパフォーマンス ポリシー外で動作していることを示す指標です。リスクとは、リソースが将来問題になる可能性があることを示す指標です。
たとえば、Contrail Insights プラットフォームがホストからハートビートを受信していない場合、そのホストとそのすべてのインスタンスが正常でないとマークされます。問題の状態の理由は、 ハートビートが見逃されたと示されます。次のビデオでは、Contrail Insights の正常性分析の概要を示します。
正常性とリスクは、アラームの監視によって決定されます。Contrail Insights は、デフォルトの正常性プロファイルとリスク プロファイルを提供します。お客様の環境に合わせて、正常性プロファイルまたはリスク プロファイルを変更できます。
[設定] ページで、[ SLA 設定>正常性] を選択します。正常性プロファイルは、ホストとインスタンスに対して個別に設定できます。同様に、ホストとインスタンスに対してリスク プロファイルを個別に設定することもできます。正常性プロファイルとリスク プロファイルは管理者のみが設定できます。このプロファイルは、すべてのユーザーにグローバルに適用されます。 図 1 は、正常性とリスク プロファイルを示しています。
新しい正常性プロファイルまたはリスク プロファイルを構成するには、図 1 に示すように、まず [プロファイルの削除] をクリックして既存のプロファイルを削除します。プロファイルを削除した後、追加ボタンを選択して、プロファイルを構成するルールの新しいセットを指定します。
プロファイルは、図 2 に示すように、[新しいルールの追加] をクリックして定義される複数のルールで構成されています。各ルールは、Contrail Insights によって監視される条件を指定します。[ルールのいずれか] または [すべてのルール] を選択して、プロファイル内の複数のルールを組み合わせる方法を指定します。[プロファイルの作成] をクリックしてプロファイルを保存します。図 2 は、[新しいルールの追加] サイド ウィンドウを示しています。