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許可されるアドレスペアの設定

ジュニパーネットワークスは、Kubernetesがオーケストレーションされた環境で、クラウドネイティブのContrail® Networkingリリース22.1以降を™使用して、許可されたアドレスペア(AP)をサポートしています。

Contrail Networkingで許可されたアドレスペアを使用すると、セカンダリIPアドレスを使用して、IP/MAC(CIDR)アドレスをゲストインターフェイス(VirtualMachineInterface)に追加できます。

クラスターにポッドを作成すると、各ポッドは仮想マシンインターフェイスから自動的にそのIPアドレスを取得します。ポッド が同 じ仮想ネットワークにない場合、AAPを追加して、サブネットに関係なくトラフィックがポートを通過できるようにします。たとえば、ポッドのIPアドレスが192.168.2.0であるとします。サブネット192.168.2.0/24でAAPを定義すると、AAPはポッドがゲストインターフェイスと通信できるようにします。vRouterはトラフィックを転送し、ポッドに到達可能性をアドバタイズします。

AAPを設定するには、次のコードブロックに示すように、ポッドYAMLファイルに以下の属性を挿入します。

属性には AllowedAddressPairs 、次の表に記載されているように、許可されたアドレスペア定義のリストが含まれています。

表 1: 許可されるアドレス ペアの定義
定義の 説明
Ip トラフィックの通過を許可する外部ポッドIPアドレスを指定します。
Mac (オプション)外部ポッドのMACアドレスを指定します。
アドレスモード (オプション)高可用性(HA)モードを指定します。 アクティブ/アクティブ または アクティブ/スタンバイから選択します。デフォルトはアクティブ/スタンバイです。

addressMode のデフォルト値は空の文字列です。VRRP アドレスには 、アクティブ/スタンバイ が使用されます。ECMP には アクティブ/アクティブ が使用されます。

Kubemanagerでは、 PodController ポッドイベントの監視で、新しいAAPごとにインターフェイス定義を読み取ります。コントローラーは、 を AllowedAddressPair 生成し、 内のインターフェイスのリストに VirtualMachineInterface追加します。

代替設定

または、 から直接 AAP インターフェイスを VirtualMachineInterface設定できます。この設定をAAPに適用するには、kubectlコマンドラインツールから次のコマンドを実行します。

前述のコマンドは、次のコードブロックに示すように、既存 VirtualMachineInterface のをAAP設定で更新します。