リリースノート:Juniper Cloud-Native Router 22.4リリースノート
導入
Juniper Cloud-Native Router(cloud-native router)は、ジュニパーの制御プレーンとフォワーディングプレーンのコンテナ化された実装です。クラウドネイティブルーターは「ホワイトボックス」のLinuxサーバー上で稼働します。コントロールプレーン(JCNR-Controller)、フォワーディングプレーン(JCNR-vRouter)、JCNR-CNIを含むモジュラー型コンポーネントで構成されています。コントロールプレーンは、Junosベースの管理フレームワークを提供します。一方、DPDKベースの転送プレーンであるJCNR-vRouterは、Linuxカーネルから転送を分離するため、より高速な転送とスケーラビリティが可能になります。JCNR-CNIは、JCNRが他のコンテナ、VM、物理デバイスとネットワークを構築できるようにするネットワーク・インターフェースをソフトウェアで提供します。これらの要素が組み合わさって、次世代の5Gインストールに柔軟性、プログラマビリティ、スケーラビリティを提供します。
サポート
-
RHEL 8.4、8.5、または 8.6
-
ロッキーリナックス8.6
クラウドネイティブルーターは、上記のオペレーティングシステムを実行するVMまたはBMSにインストールできます。適切に動作させるには、各サーバーにインテルコロンビアビル(E810)またはインテルフォートビル(XL710)NICが1つ以上インストールされている必要があります。