show class-of-service interface-set
構文
show class-of-service interface-set <interface-set-name>
説明
階層型サービス クラス(CoS)に設定された各論理インターフェイス セットについて、設定されたシェーピング レートと調整されたシェーピング レートを表示します。
オプション
none | すべての論理インターフェイス セットの CoS 関連付けを表示します。 |
interface-set interface-set-name | (オプション)指定されたインターフェイス セットの CoS 関連付けを表示します。 |
必要な権限レベル
ビュー
出力フィールド
表 1 に、このコマンド show class-of-service interface-set
の出力フィールドを示します。出力フィールドは、表示されるおおよその順序に従って示しています。
フィールド名 |
フィールドの説明 |
---|---|
|
階層スケジューリングが有効になっている 1 つ以上の論理インターフェイスで構成される論理インターフェイス セットの名前。 |
|
このインターフェイス セットのインデックス番号、またはこのオブジェクトの内部インデックス番号。 |
|
物理インターフェイスの名前。 |
|
インターフェイスで設定できるキューの数。 |
|
現在設定されているキューの数。 |
|
論理インターフェイス セットに接続されている出力トラフィック制御プロファイルの名前。 |
|
(MX シリーズルーターの加入者管理の強化)動的加入者管理の場合、論理インターフェイス セットに接続された残りのトラフィックの出力トラフィック制御プロファイルの名前。 |
|
ブロードバンドサービスルーター(BSR)上のJunos OSサービスクラスプロセス(cosd)にシェーピングレート調整情報を伝達するアプリケーションの名前。BSR は、このアプリケーションからの情報を使用して、インターフェイス セットを管理するスケジューラ ノードでシェーピング レート調整を実行します。調整アプリケーションはancp LS-0として表示されます。これはJunos OSアクセスノード制御プロファイルプロセス(ancpd)であり、スケジュールノードでシェーピングレート調整を実行します。ノードは、加入者のローカル ループを表すように設定された論理インターフェイス セットです。DSL 回線の同期速度が変更されると、ancpd はデフォルトの論理システム LS-0 を介して cosd にローカル ループ速度を伝達し、BSR はスケジューラ ノードのシェーピング レートをループ速度にスロットルします。 調整アプリケーションは PPPoE としても表示され、PPPoE(Point-to-Point Protocol over Ethernet)タグ [TR-101] のアクセス回線パラメータに基づいて、ブロードバンド アクセス ネットワークの動的加入者インターフェイスのシェーピング レートとオーバーヘッド アカウンティング サービスクラス属性を調整します。この機能は、MX シリーズ ルーターの MPC/MIC インターフェイスでサポートされています。シェーピング レートは、実際のデータ レート ダウンストリーム属性に基づきます。オーバーヘッド アカウンティング値は、アクセス ループのカプセル化属性に基づいており、アクセス ループがイーサネット(フレーム モード)と ATM(セル モード)のどちらを使用するかを指定します。 |
|
スケジューラ ノード上の BSR によって実行されるシェーピング レート調整のタイプ。調整のタイプは [調整タイプ] と表示され、設定されたシェーピング レートは、設定されたレートのパーセンテージではなく、絶対値で調整されます。
|
|
スケジューラ ノードに接続された出力トラフィック制御プロファイルで構成された物理インターフェイス上の最大伝送速度。 |
|
調整アプリケーションから cosdに送信されるシェーピングレート調整情報の値。 |
|
シェーピング モードの設定: |
サンプル出力
show class-of-service interface-set
user@host> show class-of-service interface-set example-ifset-ge-4/0/0-7 Interface-set: example-ifset-ge-4/0/0–7, Index: 8 Physical interface: ge-4/0/0, Index: 270 Queues supported: 8, Queues in use: 8 Output traffic control profile: example-tcp-basic-rate, Index: 11395 Adjusting application: ancp LS-0 Adjustment type: absolute Configured shaping rate: 50000000 Adjustment value: 888000 Adjustment overhead-accounting mode: cell
show class-of-service interface-set(拡張加入者管理)
user@host> show class of service interface-set Interface-set: ge-1/0/0-201-201, Index: 1 Physical interface: ge-1/0/0, Index: 142 Queues supported: 8, Queues in use: 4 Output traffic control profile: LEVEL_2_UID1001, Index: 4294967307 Output traffic control profile remaining: TCP_REMAIN_UID1003, Index: 4294967308