多要素認証の概要
多要素認証では、ユーザーは要求されたページにアクセスする前に、少なくとも2つの異なるタイプの認証に合格する必要があります。Juniper ATP Cloudでは、Juniper ATP Cloud Web UIにログインする管理者やパスワードをリセットする管理者に対して、多要素認証(SMSまたは電子メール経由)を設定できます。これはオプションの設定で、有効にすると、レルム内のすべての管理者にグローバルに適用されます。
多要素認証の利点は次のとおりです。
リソースへの不正アクセスの可能性を最小限に抑えることで、セキュリティを向上させます。
ログイン資格情報をランダム化し、ユーザーパスワードが侵害された場合の危険を軽減する機能を備えた認証レイヤーを追加します。
システムは、ユーザーが直接連絡することでユーザーの身元を確認し、ユーザーがログイン要求を開始しなかった場合に不正アクセスを警告します。
多要素認証を有効にすると、管理者がJuniper ATPクラウドにログインしようとしたときに、確認コードをテキストまたはメールで送信することを選択できます。管理者が初めてログインしようとすると、携帯電話番号の入力を求められます。その情報を入力すると、確認コードを受け取ることができます。コードを入力して確認すると、ユーザーはJuniper ATP Cloud Web UIにログインできるようになります。