ATP ApplianceとSRXシリーズファイアウォールの統合の概要

Juniper Advanced Threat Prevention Applianceは、SRXシリーズファイアウォールと統合され、ATP Applianceの脅威検知ソフトウェアと次世代ファイアウォールシステムを採用することで、進化し続けるセキュリティ脅威からネットワーク内のすべてのホストを保護します。

このリリースでは、SRXシリーズのファイアウォールがATPアプライアンスコアと統合され、次の機能を提供します。

• グローバル許可リストとブロックリストを使用したファイルスキャン。

• 指定したファイルの種類に対して管理者が作成したファイル プロファイルのファイル スキャン。

• 感染したホスト、コマンド アンド コントロール サーバー、GeoIP のフィード。

• SMTP および IMAP 用の電子メール添付ファイルのスキャン。

これらの機能を使用するには、ATPアプライアンスとSRXシリーズファイアウォールの両方で設定が必要です。

メモ：

ATP Appliance(旧Cyphort)は、すでにSRXシリーズファイアウォールと連携し、アドレスセットを使用して感染したホストを「自動緩和」しています。このガイドで説明する統合は、より完全なソリューションであり、ここで説明する多くの機能を利用するには、SRXシリーズファイアウォールをATPアプライアンスに登録する必要があります。

ATP ApplianceおよびSRXシリーズを使用した感染ホストの緩和のための既存のオプション(登録を含まない)の詳細については、 オペレーターガイドおよび「自動緩和ルールの動作の検証」のセクションを参照してください。