論理デバイスの紹介
論理デバイスを使用すると、基盤となるハードウェアを選択する前にネットワークファブリックを計画できます。特定のベンダーやモデルを抽象化することで、ポート、速度、役割といった共通のフォームファクターに基づいて設計することができます。論理デバイスのアプリケーションには、次のようなものがあります。
- 特定のポートの速度と役割を指定する(たとえば、48 番目のポートは常にリーフである、または 10 番目のポートの速度は常に 1 Gbps)。
- ポート速度変換の準備(たとえば、1 つの - 40 GbE ポートを 4 つの - 10 GbE ポートに変換する)。
- 非標準のポート速度を使用する (たとえば、10 GbE ポートの 1 GbE SFP の場合、基盤となるハードウェアは自動的に正しく設定されます)。
- モジュラー システム(ラインカードなど)上の障害ドメインを考慮したケーブル マップの自動生成を解決します。
論理デバイスには、次の詳細が含まれます。
名前 | の説明 |
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論理デバイス名 | 論理デバイスを識別するための一意の名前(64文字以内) |
パネル | IPファブリック、フォワーディングエンジン、ラインカード(スロット)、または物理レイアウトに基づいたポートレイアウト。パネルには、1 つ以上のポート グループが含まれます。論理デバイスは、1つ以上のパネルを含みます。 |
ポート グループ | 同じ速度と役割を持つポートの集合 |
ポート数 | ポートグループ内のポート数 |
速度 | ポートグループ内のポートの速度 |
役割 | ポートは、次のタイプのデバイスに面するように設定されます。
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左側のナビゲーション メニューから、[ 論理デバイスの設計> ] に移動して、グローバル カタログ内の論理デバイスに移動します。Apstraには、事前定義された多数の論理デバイスが付属しています。テーブル内の論理デバイス名をクリックすると、その詳細が表示されます。この例では、さまざまな役割を持つ7つのポートで構成される論理デバイスを使用します。
論理デバイスはデバイス プロファイル (特定のベンダー モデル) にマップされ、ラック タイプとラックベースのテンプレートで使用されます。